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セルフブランディングの手順と注意点とは?

セルフブランディングとは「独立した個人の価値を高めること」

そして、無名の個人が影響力を手に入れるためには不可欠な行動です。

おしゃれなレザークラフトを作る職人が世に埋れてしまっている。

とっても美味しい料理をだすレストランなのに客足が少ない。

健康的で栄養価の高い野菜を作っている農家はたくさんあるのに売れない。

これらは商品やサービスが素晴らしいのにも関わらず、収益化できないのはブランディングが不十分だからです。

今日は潜在的な価値を持ちながらも収益化に苦労している人たちに向けて記事をまとめていきます。

これからビジネスを始める方にも参考になるセルフブランディングの手順と注意点についてご紹介します。

1.セルフブランディングは「誰に?」が重要

まず、ブランディングを始めるときに決めないといけないのが「誰に向けた商品・サービスなのか?」ということです。

世の中には多種多様な価値観や好き嫌いを持った人たちばかりです。

その中であなたの商品やサービスを選んで欲しい人たちは誰なのか?ということを始めに決めましょう。

「仮定の顧客(ペルソナ)」を決めることでビジネスの大枠を決めることができます。

ペルソナを曖昧にしたままブランディングを始めると次のようなことがおきます。

たとえば、トレーニング系サプリメントをOEMで販売できるようになったとします。

このサプリメントの効果として「発汗の促進」「筋力アップ補助」の他に、冷え性にも効果があります。

男性の下半身にも効果がある、集中力の向上にも効果があります。

いろんなシーンで効果があるサプリではありますが、この場合、ポイントを一点に絞らないとペルソナが定まらず

誰に向けた商品なのかが分からなくなります。

筋力や脂肪の燃焼であればワークアウトを習慣にしている人がターゲットになり

冷え性の人がターゲットであれば30代以上の女性を狙うでしょう。

男性の下半身系サプリとして売り出したいなら40代以上のストレスを多く抱える男性をターゲットにします。

許容範囲の広い商品というのは結構たくさんあります。

しかし、それを全部入れ込んでしまうと誰に向けた商品なのかが分からなくなり、たとえ販売したとしても売り上げは思うように上がらないでしょう。

消費者は「自分に最適な商品はないのか?」という心理を持ってアマゾンや楽天などで検索します。

そこにピンポイントに「あなたが探している商品はこれですよ!」ってアピールするためには商品の持つ「誰に?」が重要なのです。

2.収益化のゴールを始めに作る

よくあることなのですが、ブランディングをすることを自分の価値を表現することと思っている人がいます。

もちろん、間違いではないのですがブランディングをするということはビジネスをすることでもあります。

ビジネスに最低限必要なことは「売上」です。

なのでどのタイミングで収益化をするのかというゴールを先に作る必要があります。

たとえば、カメラマンとして自分の撮り下ろした写真を販売するのであれば「販売フォーム」(ネットで販売できるページ)がなければ、どんなにファンがいてもお金に換えることができません。

カメラマンとして生計を立てて長く活躍をするためには収益化をしていかなければ現実的ではないですよね。

でも多くのカメラマンは受託撮影でお金を稼ぎ、SNS を趣味程度の使い方しかしていない場合があります。

これは非常にもったいないことなのです。

これまでの実績を目に見えるものとして持っているのにそれを発信しない、もしくは発信方法が分からないがために収益化の機会損失をしているのです。

中にはWebサイトを作ることに多額の費用がかかると思っているため躊躇していることもあります。

でも最終的に収益化のゴールがなければお金に換えることはできません。

収益化までの材料が揃っているのであれば迷わずゴールとなるWebページを作ることをオススメします。

3.Web上でポートフォリオを作る

セルフブランディングをすることで必要なのがポートフォリオです。

あなたがどんな人でどんなことをやっているのかを一目でわかるようにする必要があります。

そのために一番シンプルな方法がWebでのポートフォリオになります。

あなたがもしも陶芸家や写真家であれば常に作品を持ち歩くことは出来ないですよね?

料理人やクラフト職人でも同じことです。

自分の成果や実績をすぐに興味を持った人に見てもらうためにはWebサイトですぐに見れるようにしたほうがいいと思います。

あなたの実績を画像、動画、テキスト(文字)でサイト全体を埋め尽くして「私はこんなことができます」というアピールをしましょう。

これがなければ相手にはあなたの実績を伝えることは困難になります。

最近ではWebが苦手な人でも「Wix」などの簡単にサイトを作れるサービスもあるので一度作ってみてはいかがでしょうか?

4.ブランディングには継続発信が必須

一度の情報発信で多くの顧客が集まることはありません。

毎日継続した情報発信の積み上げがブランディングには必要です。

たくさんの人がSNSを使って情報発信をしますが、大抵はその発信を継続できていません。

これはブランディングに継続発信が重要ということを理解していないからです。

実際に1年未満で毎日youtubeやSNSで発信を続けている人がある一定数のファンや顧客を集めていることがあります。

これらの成功者に人たちに共通していることは「有益な情報を毎日発信し続けている」ことなのです。

成功する人と失敗する人の最低限の条件のひとつは「継続した情報発信ができるかどうか?」ということです。

5.セルフブランディングの考え方

セルフブランディングとは無数の選択肢の中から自分を選んでもらうための手段です。

そして実績やスキル以上をブランディングで「装飾」するのではなく「本質」を表現することがブランディングの本当の意味になります。

中には痛々しいブランディングをしている人もいますがその原因は表現をしていることが事実とはかけ離れているからなのです。

セルフブランディングを中途半端にやると「ナルシスト」「炎上」「自己満足」といった痛々しいブランディングに留まってしまいます。

そして、ブランディングとは自分を権威性のある人間に見せるためのものではありません。

セルフブランドには「価値」が必要です。

そこで下記のような考え方が成立します。

事実が積み重なると物語になる

物語があれば本質ができる

本質があるとそこに価値が生まれる

価値があれば選択肢になる

選択肢になれば購入される

購入されるとお金としての価値評価が成立する

この考え方を軸に自分自身でブランディングすることでビジネスの成功に近づけると思います。

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