ブラック企業に勤めているみなさん、1ヶ月の労働時間は何時間ですか?200時間超えていますか?
私は月に300時間を約10年間働き続けました。
そして得たものは人を追い詰めたり、誤魔化したりする方法しか身につきませんでした。
ブラック企業に勤め、そこで頑張っていることに価値があると勘違いして、社会人としての10年間を無駄に過ごしてきました。
そこで気がついたことは「ブラック企業=経営能力の乏しい会社」でしかないということです。
健全や経営基盤や方針をビジネスにしている会社は社員を人として扱える財力を持っています。
それが築けない会社だから社員から労力と時間を搾取することで生き延びているのです。
あなたがもし「自分はブラック企業で働いている」という認識があるのであれば、明日にでも会社を辞めましょう。
会社を辞めても死にはしない!ブラック企業は辞めるのが普通なのです。
ブラック企業で働いている自分が好きになっている
人間はどんなに辛い環境下でも「慣れる」ことができます。
その性質をうまく利用するのがブラック企業の能力です。
朝から晩まで一生懸命働くことが「美徳」と思われているのが日本社会であり、その環境を準備してくれた会社にすら感謝する人もいます。
手取り20万円で月に300時間働くこと自体に価値を覚えてしまう人もいます。
すべてはあなたの優れた環境適応能力のせいなのです。
最終体系はただ働きをしている自分を好きになっていることです。
そんな人は実は多いんですよ。
私もそうでした。でも、これって単純に人生の無駄を率先して積み重ねているだけなんです。
気が小さく意思表示が苦手な人
自分の思ったことを発言できない、勇気を出して言葉にしても言い負かされてしまう。
この積み重ねであなたは立派な奴隷(社畜)になっていくのです。
上司はあなたがもしも、歯向かったとしても「言い負かす自信」を持っています。
それでもあなたは立ち向かえますか?言いなりになるのであれば「60歳まで社畜として働き、動けなくなったら捨てられる」現実を覚悟しましょう。
それが嫌なのであれば勇気を持ち続けることです。
そして会社を辞めましょう。たまにニュースでパワハラを苦に自殺をされる方がいますが、私はその人を弱い人とは思いません。
真面目で一生懸命働く素晴らしい人だと思います。
しかし、そんな素晴らしい人が命を断つくらい他人を追い詰める低俗な上司や経営者がいるのが現実なのです。
もしも、あなたの子供がそんな人間に囲まれていたのであれば、あなたは自分の子供になんて声をかけますか?
そのかける言葉があなたが今とるべき行動なのです。
もっと自分を大切にしましょう。
あなたが辞めても会社と同僚は困らない
ブラック企業に勤めていると当たり前にあること、それは社員が急に出社しなくなる。
「ブッチぎる」と私たちは呼んでいました。
でも、そのことで何か会社が揺らぐくらいの問題に発展したことはありますか?
ブラック企業であればそんなことにはならないでしょう。
なぜなら、ブラック企業のやっていることは兵隊を生きている限り働かせているだけなので、コマが一つくらいなくなっても問題にはならないビジネスをしているのです。
ということはあなたが考えている「私が辞めたらお客さんや同僚に迷惑がかかる」というのは、あなたの思い込みでしかないのです。
ぶっちゃけあなたがいなくてもブラック企業には何の影響もありません。
大体そう思う人は適当な役職を与えられて、重要でもない責任を負っていると思い込まされている中間管理職に多い傾向があります。
あなたがいなくても会社は困りません。
だから気兼ねなくブラック企業を辞めましょう。
恫喝されても怯まなくて大丈夫!
退職届を出すと直属の上司、その次に社長という順番に恫喝を受けます。
損害賠償を請求する、あの時のミスの損失はどうやって補填するつもりだ、根性がない、どの会社に行ってもお前みたいなやつはやっていけないなど人格否定からお金の話まで色々な手口で恫喝されます。
でも怯まなくて大丈夫です。
スマホを2台ポケットに忍ばせて録音してその音声を労働基準局に提出しましょう。
それで大体辞められます。
最終手段は「退職代行」と「ユニオン」
これまでの内容を読んでいただき、「何だか自分には無理そう」と思った人はもっと簡単な方法をお伝えします。
お金はかかりますが会社を辞めるときは「退職代行」を利用して未払いの残業や有給に関してのことは「ユニオン」を利用しましょう。
念のため下記にそのリンクを貼っておきます。
無駄な時間と労力を使いたくない人はこの方法がオススメです。
最後に
ある評論家が「日本のブラック企業はもう存在しない」と世間離れした話をしているのをテレビで観ました。
ハッキリ言いましょう!日本にはブラック企業がたくさんあります!
ブラック企業マップに出ているのは氷山の一角でしかありません。
そして今もブラック企業で奴隷のごとく働いている人たちが大勢いるのです。
そして、ブラック企業に勤めているみなさん、よく考えてください。
今の会社を辞めてもあなたは死にません。
単純に視野が狭くなっているだけなのです。
勇気を出して退職届を出しても突き返される。
気が小さく思うように辞める意思表示ができない人、あなたが持っている潜在能力は今の会社では発揮できません。
退職代行を使っても弁護士を使ってでもさっさと辞めましょう。
あと注意ですがパワハラやモラハラの証拠となる音声や写真、動画などを持っていたとしても個人的に実名入りでネットにアップすることはオススメしません。
逆に名誉毀損などのトラブルに遭う可能性があります。
確かに実名でネットに晒すことで上司や経営者に立ち直れない程のダメージとデジタルタトゥーを刻むこむことができますが、あなた自身にもかなりのリスクが伴います。
だからそれはやめましょう。