あなたは感情的になって周囲の人と衝突したことが一度でもありますか?
その結果、良い人間関係が築くことができましたか?
きっと「人間関係の歪み」を生んでしまっているはずです。
そしてその最大の問題はあなた自身がそのことに気がついていないことです。
知らないうちにあなたは孤立し、支え合える人がいなくなっています。
それは「誰が悪い」ということを考えるではなく、感情的になって周囲と協調できない性質をあなたが持っていることに知ることが大切なのです。
感情的になる人の特徴として「責任の押し付け」「自己防衛」「過剰な承認欲求」によって自分の人生を自分で壊すという破滅的な道を辿ってしまいます。
もし、これから充実した人生を送りたいのであれば、あなたを大切に思っている人の言葉に耳を傾けることです。
それが、あなたが幸せになれるヒントの一つなのです。
1.感情的になることのデメリット
鏡の前に立っているあなたという人物は一体どんな人でしょう。
有能でどんな状況でも乗り越えられる強い人間だと思いますか?
答えは欲張り、プライドが高い、理論的な話ができない、自分は賢いと思い込んでいる人なのです。
感情的になることで周囲を押さえ込み、誰も納得していなことをゴリ押しで推し進めて失敗をしたときは誰かに責任をなすりつける人です。
原因は「正当な努力」をサボり、感情的になることで責任を逃れられることを知っていることです。
でも、周囲は気がついています。
あなたが「口だけの人」ということ、そして関わらない方が安全ということ、だからあなたには信頼できる人がいないのです。
攻撃的な人は孤立します。
努力をしないで成果を求める人は嫌われます。
無意味な承認欲求に溺れる人は愚かとしか表現ができません。
感情的な人の最大のデメリットは「自分本意な感情で生きる人は自分を苦しめる方向へ進んでいる」ことなのです。
2.感情をコントロールするコツ
感情をコントロールできな人は都合のいい理由でその場を凌ごうとします。
「自分は心の病気だ」「誰も私を評価してくれない」「楽(ラク)をして生きたい」という思考のズレに対して争うことをしません。
まず、感情をコントロールするために必要なことは「自分を過小評価する」ということです。
基本的に感情的になる人は「自分が正しい」と思い込んでいることで間違った方向へドンドン進んでいきます。
周囲はその考えが間違っていてもあなたとの衝突を避けることを優先して、間違いを指摘しません。
その結果、あなたは間違った方向へ生き始めるのです。
感情とは内面のコントロールであり、その原点は自分の評価位置を正確に捉えることが重要であり、人生を好転させるきっかけにもなります。
感情をコントロールするという表面的なことに注目するのではなく、もっと深い部分の「根っこ」をゴッソリと切り替えることがコツになります。
3.比較思考から自己成長思考へシフト
感情的になる人の基本思考は「周囲との比較」です。
自分より劣っている人を探すことに躍起になっています。
他者と関わるときに「マウンティング」する人の特徴でもありますね。
でもその比較思考はあなたの成長を妨げる最大の問題でもあります。
なぜなら、劣っている人を探すことであなた自身は成長できないからです。
よって今以上に良い人生を送ることはできません。
今よりも充実した生き方をしたいのであれば自己成長思考に切り替えることです。
比較することをやめられないのであれば比較対象を「自分」にすることで問題は一瞬で解決します。
仕事がうまくできないのは誰のせい?
それは「自分」、恋人にうまく接することができないのは誰のせい?
それは「自分」両親との関係がギクシャクしているのは誰のせい?
それは「自分」のせいだと考えることで「直すべきポイント」や「自分を変化させるタイミング」が理解できます。
荒療治ではありますが感情的な人が円満に人間関係を築くためにはこのくらいの思考がちょうどいいのです。
今まで染み付いたラクな比較思考から抜け出すためには多少過度な認識を持った方がいい時があります。
4.与えることでのリターンを求めない
感情をコントロールできない人の口癖は「どうして!?」「なんで!?」といった周囲を責める言葉を多用します。
その言葉を発する度にあなたは孤独になっていきます。
なぜなら、あなたは人を責められるほど、他人に何も与えていないからです。
それでも必要以上のものを他人へ求めるから嫌われるのです。
その結果「ひとりぼっち」になるのです。
これって当たり前のことですよね。
「ギブアンドテイク」というよりも「ギブギブギブ」なのですから、周りの人が離れていって当然です。
だったら「何も求めない」ことにした方がいいのです。
感情をコントロールできない今のあなたには「周囲から好かれる要素」は限りなくゼロに近いのが事実です。
それであれば自分は「リターン」が得られるような人間ではないということを理解しましょう。
自分を変える、感情をコントロールするためには一度原点に戻る必要があります。
5.それでも感情のコントロールができないのであれば
いろんなことを試したけど結局感情を抑えることができないのであれば「環境を変える」ことです。
もう一つの考えは今あなたが身を置いている環境自体があなたの性質に合っていないことが考えられます。
そのためには今の環境から離れることが重要です。
「引越し」「勤務先」「関わる人」「時間の使い方」すべてをリセットしましょう。
「生き直す」ことはいつでもあなたの意思でできます。
感情がコントロールできないのであれば、感情をコントロールしようとせずに今のまま生きられる環境を探すことです。
6.まとめ
感情のコントロールができな人が与える悪い影響は自分だけではありません。
その性質は自分の子供にも伝染します。
しかもダイレクトにその性質が引き継がれます。
私の子供は「すぐに怒る」「わがまま」「人の好き嫌いが激しい」なんて思っているのであれば、それはそっくりそのままあなたのことなのです。
あなた以上に人との関わり合いで我が子が苦悩する自体を避けたいのであれば今すぐにあなた自身が変わることです。
意識のあり方次第で、一瞬で変えられることをあなたはいつやりますか?
時間は待ってくれません、他人と衝突するラクな道を進み続けるか、幸せになる努力をする道を歩むかはあなたの選択と行動次第です。