ビジネスを始めようと思い商品を作るまでは良かったのですが「売れない」という問題に直面している人はたくさんいます。
大半の人が間違っているのは「商品を先に作ってしまう」ことが原因です。
これは自分のエゴや思い込みからできた商品は買う人の共感を得ることが難しいのです。
「絶対に売れる!」という意気込みはこの段階で打ち砕かれます。
では「売れる商品を作る」ためにはどうしたらいいでしょうか?
第一に必要なものは「権威性」と「あなたのファン」です。
売れる商品を作るために何をどうしたらいいのかをご紹介します。
1.二つの売り出し方の違い
商品やサービスを提供する上で絶対的に知っておかなければいけないことがあります。
それは「プロダクトアウト」と「マーケットイン」という言葉です。
これらには大きな違いがあります。
プロダクトアウトとは自分の作りたいものや売りたいものを売り出すという考え方です。
代表的な商品は「iphone」です。
スマホが主流になる前はガラケーを皆さん使っていましたよね。
でもある時期をきっかけに爆発的にスマホに切り替っていきました。
その時、Apple創業者スティーブ・ジョブスが世に放ったiphoneがリリースされたことがきっかけです。
革新的なデザインや使い方の多様化などで今の携帯電話市場のほとんどをスマホが占めています。
これはあくまで数少ない成功事例です。
資金力のない個人や企業ではプロダクトインでの成功の難易度はかなり高めです。
その反対に「マーケットイン」での戦略とは求められているものや人が欲しいであろうものを予測して製品やサービスを売り出すという手法です。
比較的こちらの方が成功する割合は高いと思います。
なぜなら、欲しいものを売るわけですから当然売れます。
この2つの売り出し方をきちんと理解しないと商品は売れることはありません。
2.マーケットインする前に市場の声を聞く
昔は市場調査をするために多額の資金を使い、専門業者に依頼をするのが主流でしたが今ではその市場調査を個人ですることができます。
しかも簡単にできるのです。
その方法はSNSを利用する方法です。
具体的にはTwitterとyoutubeで市場のニーズを探ります。
やることはTwitterで売り込みをしたい年齢層や性別の人を中心にコツコツとフォロワーを集めることです。
youtubeではチャンネル登録者数を集めるために動画をアップし続けるのです。
たとえば。ダイエットサプリメントを売りたいのであれば、体幹トレーニング方法や正しい食事制限の仕方などを女性や筋力をつけたい男性向けのコンテンツを発信していきます。
あくまでダーゲットにしている人に向けて関連のある情報を発信するのです。
これはTwitterも同じことが言えます。
こうすることでSNS上にあなたのオリジナルのマーケティングリストを作りましょう。
そして、そのリストができたと同時にもう一つあなたに備わるものがあります。
それは「閲覧者や視聴者に有効な情報を発信する人」という「権威性」も構築されるのです。
これでいつでもあなたは市場の声を聞ける人になるのです。
3.売り出す場所は実店舗よりもネットが優位
今は60代の人でもネットで買い物をします。
ネットショッピングは若者がすることという認識は過去のもです。
ということはわざわざ高額な賃貸料を払ってお店を作る必要はないということです。
作るべきものは商品をネットで売れる環境なのです。
決済機能付きのホームページと顧客管理システムを導入することで販売経路を簡単に準備することができます。
ここでの注意点はWebデザインをきちんと学ぶことです。
ただ作れば売れる時代ではないことは既にご存知のはずです。
見た目がよく商品の詳細がしっかりと理解できてカード決済や代引決済などの支払い方法の間口を広げないと販売量は思ったように伸びません。
だからWebデザインを学ぶ必要があるのです。
4.まずは自分で作ってみるのも一つの手段
個人的な考えではありますが、資本力のない場合それをカバーするのは労力です。
そのために自分で学習して自分で商品も販売ページも作ることが必要だと考えています。
ネット上には販売サイトの作り方や設定の仕方などの情報がたくさん転がっています。
それらをかき集めて自分で作ってみましょう。
そうすることで理屈や仕組みを理解して外注に出すときもしっかりとしたディレクションができるようになります。
何もわからないまま外注に任せてしまうと思っている以上に費用がかかります。
できることは自分でやる!
そのほか一部分を外注に任せる方法が無駄のないビジネスを作る要素の一つです。
資金が豊富であれば問題ないのですが、もしそうでなければイチからスピードを持って学習することをおすすめします。
5.しっかりと広告を打ち出す
商品を売り出す前に忘れがちなことの一つに「広告」があります。
今まではGoogle検索の脇や上部に表示される広告が一般的でしたがこれからはyoutube広告が効果的です。
広告を出す地域や年齢層、性別を指定して自分の商品のターゲットにダイレクトにみてもらえるようにすることが無駄のない広告戦略の一つです。
もちろん商品によっては従来通りのGoogle広告もいいので、何を売るかによって適正な広告媒体を探しましょう。
決して新聞の折り込みやポスティング広告にお金は使わないでください。
その理由は効果測定ができないからです。
お金を払ってチラシをアナログで展開してもその後のことがわかりません。
ということは改善策もボヤけてしまい何をどうすればいいのかがわからなくなってしまうからです。
無駄をなくすためにはインターネット経由の広告に絞り込みましょう。
6.レスポンスを最大限に早める
商品販売の顧客満足度のポイントの一つに買ったらすぐに届くということがあります。
人の心理として「お金を払ってから自分の手元に入るまでの時間が早ければ早いほど満足度は高まる」ということがあります。
そのためには注文が入ったらすぐに発送の手配を当日中にすることです。
そして発送荷物番号を購入者に連絡することで顧客満足度を最大限に高めることができます。
多くの個人販売者がこれをやらないために売り上げが落ちてしまうことがあります。
初歩的でちょっとしたことでも顧客に大きな影響を及ぼすことをご理解ください。
7.まとめ
学ぶことはWbeデザインとマーケティング手法
最短で学ぶためには有料で学習するのが一番!おすすめはテックアカデミーだと思います。
SNSを利用して商品を作る前にマーケットを調べるベースを作り「フォロワー」と「権威性」を獲得する
実際に作ろうとしている商品やサービスについて意見を求める。もしくはこんなものがあったら喜びますか?とダイレクトに聞いてみる
試作商品を作り、販売ページを作成する
広告媒体を選定して試験販売をする
広告の効果測定データをもとに修正をする
収益化された段階で商品を増やしていく