注目キーワード
  1. Business
  2. Mind
  3. 副業
  4. 起業

起業すると決心した時にやってはいけないこと

会社員の中には「いつかは起業をしたい」「自由な生き方がしたい」という願望を持ち、一世一代の勝負事のように起業をする人がいます。

そんな人たちが揃って失敗してしまうには訳があります。そして失敗をした当の本人はなぜ失敗したのか?

という原因を見つけられないまま同じ間違いを繰り返す人がいます。

今日は3度起業を失敗した経験から「起業すると決心した時にやってはいけないこと」をご紹介します。

アホみたいな理由から、物事の本質に関わることまで5つまとめましたのでご参考にして頂けたら幸いです。

無計画起業が人生を失敗させる

まず、起業をする上で絶対的に必要なのが「計画」です。

多くの人がこの計画を「事業計画」と思うでしょうが、実はここに落とし穴があります。

サラリーマンが起業する場合、多くの知識が不足した状態のスタートになることが大半です。

周囲からの儲け話や格安の加盟金で始められるフランチャイズなど、未経験からでも始められるビジネスに目を惹かれます。

そして準備された事業計画を持って金融公庫や銀行に向かいお金を借ります。

正直ここまでは誰でもできることです。

しかし、本質となる「計画」とは別の意味があるのです。

それは自分で組み立てた「マーケティング」という根拠から始めるビジネスなのです。

冷静になって考えてください。

儲け話を持ってきた友人のメリットは?

格安でフランチャイズ権を売りにくる人のメリットは何でしょう。

儲け話を持ってきた人のメリット:自分がリスクを負わずに利益を手に入れられる立場を狙っている

フランチャイズ運営会社:直営店での利益追求よりも固定額をフランチャイズ先から回収した方が費用対効果が高いから

※あくまで個人の感想と経験からの考えです。

この場合、友人が持ってきた事業計画やフランチャイズ運営会社が提示しているビジネスモデルの資料はピンポイントにあなたにあったマーケティングをした資料ではないことです。

金融機関は形式だった資料さえあればお金を貸すこともあります。

そのため、あなた自身がその穴に気がつかないと「あなただけ」が落とし穴に落ちてしまいます。

フランチャイズで失敗した場合、資金のないあなたはただ同然の金額でせっかく作ったお店をフランチャイズ運営会社に買い取られるかもしれません。

そのお店は新たな希望者に相応の金額で転売されます。

しかし、このような事態を招いたのは全て無計画にビジネスを始めたあなたに責任があります。

ビジネスの基本となる「マーケティング」をすっ飛ばし、言われたことだけに注目しないで始めることがどれだけ危険なことか理解しましょう。

最近ではインターネットを活用したビジネスがたくさんありますが、これら全てに「Webマーケティング」が必要なのです。

そしてそれは他人に任せるのではなく「自分自身でWebマーケティングを実施する」必要があります。

なぜならそのビジネスの責任者はあなただからです。

オンラインでWebマーケティングを学ぶなら下記がおすすめです。

テックアカデミー

Udemy

起業にお金をかけることは絶対にNG

起業する時には思っている以上に開業資金がかかります。

店舗ビジネスであれば総定額の3倍資金がかかることもあります。

なぜなら、起業して収入が安定するまでに時間がかかり、その間に様々なトラブルなどもあり得るからです。

ここでは単純に「起業する時にはお金をかけない」ことの重要性をご説明します。

初めて起業をするということは、今まで経験をしたことのない「代表」という肩書を手に入れます。

なんか偉くなった感じがしませんか?

(実際に初めて起業した会社員は結構な割合で勘違い人間になります)身分が高くなったと勘違いした人はそれ相応の身なりや環境をビジネスが確立される前に揃えようとします。

その結果、なんとなくお金を使ってしまい借金スタートをします。

「そんなバカな人いるの?」って思うかもしれませんが人がお金を使うときの第一要因が「感情」でありその中身は「虚栄心」や「単純欲求」などのどうしようもないことがきっかけです。

だから、ビジネスを始める時に新たに事務所を借りたり、レンタルオフィスの契約をしたり、新しいハイスペックパソコンを手に入れたりすることはやめましょう。

収入がゼロであれば使える資金もゼロです。

決して出世払いなんてことは考えないことです。

売り上げがきちんと立ってからお金を使うようにしましょう。それが正しい順番です。

言いなり起業家の辿る末路

サラリーマンが起業をする場合、誰かの助言を求める人がいます。

助言者が良心的な人であればいいのですが、起業したばかりの人に集まってくるのはそうではない人がほとんどです。

私が4度目のビジネスを立ち上げる時には誰にも相談することなく、助言する人もいない状態でスタートしました。

そしてその方がビジネスはうまくいっています。

結構な割合で助言する人は50歳以上の人が多くビジネスのノウハウは持っていても、結果を出していない人がほとんどです。

おかしな話ですが結果を出していなくても「コンサルタント」という看板をぶら下げるだけで年齢という見た目と合わさりあたかもビジネスに精通した人に見えてしまうのです。

そしてビジネス初心者の不安の隙間に上手く入り込もうとします。

その結果「言いなり起業家」になってしまうのです。

根拠のない「この人の言うことを聞いていれば大丈夫」と言う無責任な考えでビジネスを進めることで後戻りのできないくらいの負債を抱えて会社をダメにしてしまいます。

何度も言いますが、こうならないためには「自分自身でWebマーケティングを実施する」要するに自分でマーケテングを学んでから起業するということです。

楽天家は非現実主義!絶対に失敗する起業

合言葉のように「なんとかなる」と口癖に勢いだけでビジネスを始める人がいます。

今は昭和の経済成長期ではなくビジネスがとてもシビアな「令和時代」です。

作れば売れる、売れば儲かるという市場はどこにもありません。

だから起業した会社の90%が10年以内に倒産するのです。

そしてこの原因は経営者の楽天主義なのです。

ビジネスになんとかなると言う言葉は存在しません。

確固たる裏付けや仕組みがない限りはお金を稼ぎ続けることは不可能なのです。

あなたがもしもこの意見に賛同できないのであればビジネスを始めてください。

そして失敗した時にその原因は「楽天主義だったから」と言うことを身をもって体験してください。

そうすれば次の起業はうまくいくでしょう。

しかし、2度目の起業を成功させたいのであれば最低限「マーケティングスキル」は身につけてください。

そうしないと2度目も危ういです。私は4度目でこのことに気がつきました。

金儲け主義は長続きしない事実

お金を儲けすることを最終地点に考えていると事業は長続きしません。

なぜなら、ビジネスの展望が浅いからです。

この他にも家族に何不自由ない生活をさせたい、子供に高い水準の教育をさせたいという願望も長続きしません。

現代のビジネスは「与える」ことが重要視されます。

それなのに始めから「得る」ことを前提としたビジネスはスタート地点からゴールまでの道のりを逆走することを意味しています。

公益資本主義、環境問題の解決などあまりにも途方のない目的も考えものです。

自分の身の丈にあった目的を持つことが大切です。

ちなみに私は起業当初は「人からいいねって言われる仕事をする」といった目的を持ちました。

それは今でも変わっていません。素朴な目的ではありますが、ビジネスの根底は「人から求められることや喜ばれることをする」ということだと思っています。

お金儲けはビジネスを始めるにあたって会社を成長させるための義務ではありますが、目的にしては事業は長続きしません。

最新情報をチェックしよう!