人間関係を根本から勘違いしていると対人恐怖やコミュ障などの望んでいない未来を自分から引き寄せてしまいます。
人間関係にストレスを感じてそのストレスが日常生活に悪い影響があるのであれば、すぐに人間関係そのものを見直すことが最優先です。
「着飾り人格」は今すぐにやめよう
「たくさんの人に好かれよう」「誰にも嫌われたくない」こんなことを考えることはないですか?
こんなことを望んでしまうがために相手が望む性格になろうとしたり、怒られないために自分の意思を押し殺す人がいます。
その結果、あなたはとても大きなストレスを自ら抱えることになります。
選んだつもりがなくてもストレスを抱えている時点で選択したとことと同じことをしています。
他人が求めている人格を無理に自分の型にはめ込むことでこういった現象が起きるのです。
よく考えてください、あなたはこれで本当にいいのですか?
会社の上司が望む理想の部下、恋人が好きな服装や性格、それがあなたの求めている未来の自分であればいいです。
しかし違うのであれば「着飾った人格」を作ることで
あなたは今後より一層ストレスを抱えて生きていくことになるでしょう。
対人恐怖は誰でも持っている
人には承認欲求というものがあります。
他人に認められたい、褒められたい、憧れたいという感情です。
この気持ちが強すぎてしまうと対人恐怖に陥ってしまうことがあります。
「これをやったら嫌われるかな?」
「失敗したら上司に失望される」
先行してネガティブな想像をしやすくなってしまうため、行動に移せなくなったり完璧を求めすぎたことが逆効果の結果につながることもあります。
私は人との会話をする時にいつも「相手の喜ぶ話題」を探しながら会話をします。
単純に嫌われないため、つまらない話しかできない人と思われたくないため、そう考えているうちに「何も言葉を発せない状況」のままで時間が過ぎてしまい、結局「無口な人」という印象を相手に与えてしまいます。
対人恐怖がある人は私のように頭の中で「一人会話」をしてしまうクセがあるのです。
逆を言えば「一人会話」をしなければ普通に話せるようになれます。
ポイントは「嫌われてもいいや」と会話の前に思うことです。
誰にでも共通することかはわかりませんが、私はこの方法で対人関係にストレスを感じなくなりました。
会社での対人関係の対処法
社長や上司と話をする時に緊張することがあります。
それは会社内での「立場」からそう思ってしまうのです。
よく考えてください、相手は「普通の人間」です。
人格者でもなければ神様でもありません。
こう言い切れるようになったのは私自身が会社の代表取締役になった経験があるからです。
確かに「役職=偉い」と、小さな会社というコミュニティの中で「代表」という肩書を持っていることを履き違えている人もいます。
でもその看板がなければ「ただの人」でしかありません。
普通の人に対してビビる必要もありません。
そうは言っても行動する勇気がない
とはいえ、社会生活をする中では「そんな楽観的な人付き合いはできない」ということもあるでしょう。
しかし、あなたのいるストレスに溢れた環境はあなたが望んでいる環境ですか?
あなたの人生において必要な環境ですか?
もしも、違うのであれば人間関係そのものを変えた方があなたの人生に良い影響を与えてくれます。
冷静になって考えてください。
今いる環境から離れることであなたは生死に関わる事柄が何か変わりますか?
もし変わるのであれば今の環境は危機的状況であることを認識しましょう。
逆に生死にも関係なく、ただストレスを溜め続けている環境であればその人間関係は不必要なモノです。
人生の時間の無駄でしかないので、今すぐに人間関係を見直しましょう。
ストレスを抱えてまでその環境にいる意味はない
人間関係にストレスを感じて、そのストレスが日常生活に悪い影響があるのであれば、すぐに人間関係そのものを見直すことが最優先です。
だからと言って、「もうあなたと関わりません」などと律儀に筋を通す必要もありません。
そんなことに頭を抱えること自体無駄なことです。
あなたは「万人から愛されること」を無意識に望んでいます。
人に嫌われたくない、誰とでも仲良くしたい、そんな欲張った思考は捨てましょう。
この記事を読み終えた瞬間から人間関係の整理を始めましょう。
「あなたの人生を充実させてくれる人」と「あなたが笑顔でいる時間を削る要素のある人」この二つに分けて不必要な人はドンドン切り離していくことです。
スマホの登録から連絡先を削除してLINEをブロックして、明日を迎えましょう。
いつまでもスマホの連絡先に不必要な人の電話番号が入っていると意識そのものから切り離すことができません。
思い切った選択をすることをオススメします。