SNSを運用していく中で避けては通れないのが「アンチ」の存在です。
身近な範囲内での投稿やツイートであれば「アンチ」が現れることはほとんどありませんが、不特定多数に情報を発信してメディア化やブランドディングをする人にとってはとても重要なことです。
なぜなら、アンチの口撃によって心を病んでしまったり、せっかく育てたアカウントを放棄してしまうような事態に発展してしまうからです。
では、こういったSNSで自滅する人と上手に回避する人の違いとはなんでしょうか?
これからSNSをビジネスに活用したい人には必見の記事になると思います。
1.SNS自滅タイプ1「感情発信」
自分の主義主張、持論の展開をするとアンチはすぐに集まってきます。
なぜなら、人の持論や感情は断片的な一部の見解からくる発想をもとに発信される情報が多いからです。
つまり、ツッコミどころ満載な情報を垂れ流してしまうのです。
そうなると、自分よりフォロワーが多いことや、発信している人に対して嫉妬心を持つ人はここぞとばかりに煽ってきます。
何より「顔出し」していることである意味逃げ場のない状態でもあるため、口撃されている人は闘うか逃げるという選択肢しかなくなります。
ここが分岐点になります。
多くのアンチを抱えてもメンタルが強靭で批判や嫌がらせに耐えられる人あればいいのですが、そうでない人は対応を間違えると大きな傷を負ってしまいます。
他国では「親指殺人」も起きていることから人は匿名+その他大勢になると思わぬ裏の人格を現します。
つまり、感情発信をしている人はスキを与えると、一気に叩かれてしまうのです。
ひどい時には住居や家族構成、氏名などの個人情報もネット上に晒されてしまいます。
そうなればSNSどころではなくなりますよね。
2.SNS自滅タイプ2「過剰な承認欲求」
誰でも「人に褒められたい」「羨ましいと思われたい」などの承認欲求を持っています。
しかし、その承認欲求をSNSに求めてしまうと確実に妬まれます。
本人は単純に幸せな時間を切り取った瞬間をインターネットにアップしているだけかもしれませんが見ている人は違います。
また、一方的な情報発信であればいいのかもしれませんが、承認欲求はそれでは満たされません。
承認欲求を見たしたい人は「いいね」や「GOOD」ボタンを押された回数をつい気にしてしまうはずです。
しかし、ネットでの露出が増えるたびに不特定多数の人の目に留まるのも事実です。
基本的に他人の幸せを喜べない人は確実にいます。
だって、自分がストレスを抱えて働いているのに、スマホを開けば同年代の人が海外旅行や豪華なランチを自慢げにSNSに出していたら時には不快に感じることもあるでしょう。
この不快感が「BAD」や批判的なコメントにつながるのです。
誰かに認めてもらいたいのに逆に批判的な反応が多く返ってきたら心は持ちません。
鍵垢などの閉鎖空間にする以外に平常心を保つ方法はなくなります。
もしも、メンタルが耐えられそうにないのであれば承認欲求自体を少し抑えないと大きな反動が返ってくるかもしれません。
3.SNS自滅の回避策:その1「議論口論をしない」
まずは、フォロワーが増えるとアンチも増えることは知っていると思います。
そして、あなたの発信した情報に対して反論や批判的なコメントが寄せられることがあるでしょう。
しかし、絶対にやってはいけないことがあります。
それは「文字での議論や口論」です。
議論や口論は1対1で相対した状態で行うと「勝負」はつきます。
しかし、ネット上でしかも相手が誰だかわからない環境下で議論をしても話の着地点を見出すことはできません。
つまり、言い争ったりマウントの取り合いをしても結論は出ないということです。
とはいえ、感情的になってしまいつい反応してしまう。という人もいるでしょう。
それがアンチの思う壺になるのです。
まずは「反応しないこと」
もしも、アンチがエスカレートした場合は第三者を介入させるのが安全です。
この段階でSNSの土俵から降りていることを前提に別の場所で反応することが懸命です。
最近では弁護士保険などがあり個人のトラブルが発生したさいに弁護士費用などをサポートする保険があります。
IPアドレスからの個人情報開示申請など相手の所在を突き止める時に場合によっては役立つかもしれません。
話は戻って、まず最小限の労力でアンチに対処する方法としてはネット上では議論や口論をしない。
これに限ります。
4.SNS自滅の回避策:その2「数値価値」
あなたがフォロワー数万人の「インフルエンサー」になったとしましょう。
その中の数%はアンチです。
あなたの発信した情報にケチをつけたり、容姿を批判する人もいるでしょう。
そんな時にアンチに対してアクションを起こさずにアンチを回避する方法があります。
それは「圧倒的な数値結果を出す」ということです。
徹底的に自分をブランディングして、アンチの割合が見えなくなるくらいにファンを増やしていくのです。
この回避策にはポイントと必要なスキルがあります。
それはマーケティングとブランディングのスキルです。
この2つのスキルがあれば、情報発信の前段階でどんな内容を発信するのか?
発信してはいけない相手や内容を事前に組み立てることができます。
そして比較的早い段階で多くのファンを集めることができます。
アンチに目を向けるよりも自分の目指す方向のみを見て結果を出し続けることで雑音は聞こえなくなります。
5.SNS自滅の回避策:その3「他者貢献」
最後にSNSを長く価値のある運用にするためにはとても大切なことがあります。
それは「他者貢献」につながる情報の発信です。
自分のためではなく、真っ先に人の役に立つ情報を発信するやり方です。
この方法は発信精度が高ければ高いほどアカウントパワーが高まります。
つまり、誰からも愛されるアカウントになるということです。
100%ではありませんが、高確率で良質なアカウントになることは間違い無いです。
だって、情報が良質であれば文句を言う人はほとんどいないですからね。