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起業を失敗したことで学んだ5つのこと

日本での企業生存率をご存知でしょうか?

起業してから一年後には40%になり、5年後には15%まで減ってしまいます。

それほどまでに起業を成功させるにことは難しいことです。

しかし、1度目の起業を失敗したからといってもう起業はしない!というのはあまりにももったいないことです。

他の人とは違うチャレンジをして失敗する時ことはとても財産になることです。

だから、失敗から学びそれを次のチャレンジに活かせるように今日は私が起業を失敗したことで学んだ5つのことをご紹介します。

「諦めた時が本当の失敗になる」と思います。

なので、諦めずに成功するまで起業にチャレンジすることをオススメします。

1.自分ができないことを他人に任せない

根本的に資金に余裕がない人は自分ができないことを他人にやらせてはいけないと思います。

自分ができないことを他人に任せてしまうと、任せていた人が辞めたときに業務自体に問題が発生してしまうからです。

たとえば、ホームページ制作の会社を立ち上げた時の話です。

当時私は自分でホームページを作ることができませんでした。

なので、前職の繋がりでWebサイトを作れる人を雇い起業しました。

そもそも、この時点で失敗が確定していたのでしょう。

あっという間に、条件の良い競合にその人は引き抜かれてしまいました。

この時点で、業務はストップしてしまい、ビジネスを一つ潰してしまいました。

ここで私が学んだことは「自分ができないことを他人に委ねることで最大のリスクを負うことになる」ということです。

とはいえ、「普通に考えればやる前からわかっていたこと」と思われるでしょう。

ここで注意なのが「積木方式でビジネスを始める人」がこの現象に陥りやすいということです。

積木方式とはそれぞれに特技がある人たちを集めて、その特技を組み合わせることでビジネスを作るやり方です。

要するに、自分は指示だけを出して、他の人たちに成果を出してもらうというやり方です。

このやり方は、資金や受託量が安定していれば成立する方法ですが、ゼロからイチに変えるという段階で取り入れると、お金の問題や労働時間の問題などから従業員の不満が爆発して一気に仕組みが崩壊することになります。

なので、何もないところからビジネスを立ち上げるのであれば中核となるビジネススキルは自分自身が握らないといけないということです。

2.資金管理は専門家に任せる

お金の管理がずさんなことで会社を潰す人がいます。

会計の知識のない人がお金の管理をすると丼勘定でお金を使い過ぎてしまい会社を潰してしまいます。

私の経験上、お金にだらしのない人に資金管理を任せてしまったことで会社を倒産させてしまったことがあります。

いわゆる、横領被害にあったということです。

しかし、ここで学ぶべきことは自分がお金の管理をしていたらどうだったか?ということです。

おそらく、私が資金管理をしていたとしても別の形で会社を倒産させていたと思います。

つまり、素人がお金の管理をしてはいけないということです。

会計事務所や税理士にビジネス初期段階から資金の管理を外注することで、ビジネスに専念もできるしお金を使いすぎることもありません。

すごく単純なことではありますが、お金を使い過ぎてしまうことで会社を潰してしまう人は意外にもたくさんいます。

簡単な足し算と引き算なのですが起業をするとなぜかちゃんと計算できなくなる。

これは、感情でお金を使ってしまうからです。

こうならないために、資金管理を専門家に任せることをオススメします。

3.ビジネスは小さく始めて大きく育てる

間違いのない協力者がいるのであれば良いのですが、後ろ盾もなく自分のチカラだけでビジネスを始める場合は「小さく始めて大きく育てる」という戦法をとることをオススメします。

なぜなら、事業計画書を作成して金融機関からお金を数百万円借りてビジネスを始めても、よほどの保証がない限りビジネスは失敗します。

たとえば、お花屋さんを始めるとして開業資金を1000万円借りたとします。

実際に店舗を借りるだけでも保証金や敷金で300万円かかり仕入れも最低100万円かかるでしょう。

この他にも内装工事や従業員の給与や交通費その他雑費を支払うとビジネス自体を2ヶ月くらいで垂直立ち上げしないとすぐに潰れてしまいます。

よくオープンしたばかりのお店があっという間に閉店してしまうのはいきなりビジネスを大きく展開してしまうからです。

そうならないためには、個人で副業からビジネスを始めて、コツコツと見込み客やファンを集めて最低限の原資を確保してから次のステップとして実店舗の展開をするなどの段階的な手段を選ぶことが望ましいと思います。

どれだけその業界に長くいたとしても起業初心者であればいきなり大勝負をかけるのではなくコツコツと段階を踏んでビジネスを広げていった方がいいと思います。

4.関わる人を選別する

ビジネスを始めるなら付き合う人を選別する必要があります。

なぜなら、あなたの周りにいる人の全てがあなたにとって有益な人ではないからです。

【選別するべき人の特徴】

(1)お友達価格といってあなたから安くサービス提供を受けようとしてくる人

(2)お金を借りる癖のある人

(3)お酒の飲み方が汚い人

(4)あなたの時間を奪う人

これらの人はあなたの成功よりも自分のことしか考えられない人です。

あなたを騙して得をしようとする人やこちらの都合を考えずに要求を突きつけてくるでしょう。

当人たちはそれを悪いことと認識していません。逆にそれが常識とも思っているでしょう。

揉めるよりも距離をとって最終的には関わり自体をなくすことをオススメします。

あなたがビジネスに集中して早い段階で大成したいと思うのであればこれらに人たちは付き合うべき人ではありません。

5.大きな志(こころざし)は持たない

社会貢献や公益資本主義などの素晴らしい考え方をビジネスを始めた段階から掲げる必要はないかと思います。

なぜなら、あなたには会社に利益をもたらすという最もやらなければいけないことがあるからです。

確かに、大きな志を持つということは素晴らしいことです。

しかし、それらは経済力の安定した企業やお金持ちが考えることです。

公益資本主義や社会貢献という言葉は最もらしく、聞こえがいいかもしれませんが、それはあなたが次のフェーズに進んでからのことです。

まずは志よりも今の現状を安定させることに注力することをオススメします。

それに、大きな志は今やるべきことを積み上げていけば自然に持つことができるようになります。

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