40歳を超えるとライフスタイルが固定されて新しく何かに取り組むことが難しくなります。
それと同時にこのままの人生でいいのか?と自問自答する時期でもあります。
そんな時にやりたいことを見つけられる人は新たなステップを踏み出すことができます。
しかし、反対にやりたいことが見つけられない人はそのまま残り時間を過ごしていくでしょう。
やりたいことがあるということは成長の活力にもなります。
そして今以上に人生を豊かにさせることもできます。
それができる人とできない人の違いは思考の中にあります。
今、やりたいことを見つけられなくても思考を変えることであなたの人生を豊かにする目的を手に入れられます。
それが何かをいくつかご紹介したいと思います。
1.必要なことと不必要なことの分別しよう
やりたいことを見つけられる人は自分にとって必要なことと不必要なことをキチンと考えて分別することができます。
この思考によって無駄な時間や、やらなくてもいい苦労を回避しています。
この思考が結果的に最速で自分のやりたいことを見つける思考に変化しているのだと思います。
なぜなら、どんなことでも手順や基礎があります。
これをわかっていない人は思いついたことを片っ端から手をつけて「ダメだった」と挫折してしまいます。
逆にキチンと考えて行動できる人は始めに手順を調べて効率よく行動します。
結果として、始めたことを最後までやり遂げることができます。
たとえば、メタボ改善のためにダイエットを始めるとします。
その時、ただガムシャラにスポーツジムで筋トレしても途中で挫折してしまいます。
なので、始めにお腹をヘコませるための筋トレ方法と器具を選ぶこと。
そして一日何時間ジムで運動すればいいのかを計画しましょう。
思い通りの継続性を体感することで必要と思っていたことが、いつしか「やりたいこと」に変わっていたということにもなります。
2.ストレスを感じない学びがある
もっと勉強しとけばよかったと大人になって思いましたが、実際に今から勉強しようと思う人は多くないはずです。
それは子供の時に勉強しなさいと半ば強制的に机に座った経験があるからだと思います。
しかし、大人になれば何を学ぶかを選ぶことができます。
そして、子供の時と違うのは自分のためになることを勉強できるということです。
プログラミングを勉強してもいいし、カメラを学んでもいいのです。
学ぶことを自由に選べるということはストレスを感じないで自分を高められることでもあります。
今のまま、会社と自宅の往復人生を過ごすよりも、なんでもいいので自分を高められる勉強をすることをオススメします。
勉強するとそれを表現したくなったり、評価されたくなります。
その結果、自分の「やりたいこと」を見出すことができるのです。
3.人の優先順位が整理されている
あなたは誰とどれくらいの時間を共有したいと思いますか?
私は「家族」です。
正直それ以外の人付き合いはそれほど重要視していません。
会社でも取引先でもハッキリ言って優先順位は低い方です。
なぜなら、自分の人生の中で大切なものは「家族」だからです。
家族よりも仕事仲間が大切であれば多くの時間を同僚と過ごせばいいし、取引先との飲み会が家族よりも重要であれば取引先と一緒にいればいい。
でもよく考えてみてください、あなたが死ぬとき誰にそばにいてもらいたいですか?
人の優先順位とは「誰のために人生を費やすのか?という本質を理解しているか?」ということでもあります。
このように現実問題として人の優先順位を即答できる人は何にチカラを注ぎ、何をしたいのかをハッキリと言える人です。
人生観の軸を持つことで自分が何をしたいのかをシッカリと見つけられる人でもあります。
だから、人生の優先順位が整理されている人ほど人生の幸福度が高く、無駄なトラブルやネガティブな出来事を回避できると思います。
私は何がやりたいのか?
この先どうやって人生を送ったらいいのか?
ということにハッキリとした考えを持っていませんでした。
それは何を優先して生活をしたらいいのかがわかっていなかったからです。
4.時間の大切さを知っている
「時間は有限」当たり前のことですが、毎日このことを意識して生きている人はほとんどいないと思います。
なぜなら、「時間は有限だから頑張るぞ!」っていつも考えてなんていられないですよね?
普通の人はそんなに心の余裕を持って暮らせるほどの裕福ではないからです。
しかし、1日のうちの数時間くらいは冷静に自分の将来のことについて考えたり、勉強することはどんなに忙しくてもできます。
「できない」と思う人は、できない理由を並べているだけだと思います。
なぜなら、私は朝5時に起きて7:00から会社に行き20:00に帰宅した後に毎日欠かさず3時間以上は何らかの学習やアウトプットをしています。
自分でやってみて思ったのですが、24時間をフルで使い切っている人はほとんどいないということです。
しかし最低3時間は時間を大切に使うこともわかりました。
ということはできるのにやらない、やれない理由を探している人は人生の機会損失をかなりの時間失っているのかもしれません。
5.やりたいことを見つけたいなら
できる限り多くのことに興味を持ち、自分にとって何が本当に有益な行動かを考えることから始めた方がいいと思います。
そんなことわかっている!
確かにそうでしょう。
しかし、それでも行動ができないのは「行動できない環境に自分がいる」ということではありません。
「行動しないことをあなた自身が選択している」ということです。
どんな環境であれどんな条件かであれ日常的に支障がない環境で生活している以上、全ての選択権は自分自身にあります。
やりたいことを見つけようとする行動の選択や今日は疲れたから何もしないで寝ようと思うこともあなたの選択です。
環境ではありません。自分自身が今の姿を選択しているだけです。
だから、どんな状況でも思考の持ちようでいつでもやりたいことは見つけられます。