人頭知能(AI)の発達により、今よりも格段に私たちの生活は便利になるでしょう。
しかし、その反面として人工知能の発達により仕事を奪われる人もいる。
そんな話を耳にすることを増えてきました。
では逆に人工知能(AI)が発達してもその影響をあまり受けずに成長を続ける業界とはなんでしょうか?
1.クリエイター業界
クリエイター業界といっても幅広くどこからどこまで?
という疑問があるでしょう。
ここで定義するのは「ゼロからイチを生み出す」業界とします。
たとえば、商業写真家やフォトグラファー、人工知能では作り出せない唯一無二の作品を生業(なりわい)にしている業界です。
また、陶芸家・動画カメラマンなどもそれにあたると考えられます。
この他にも「ネイルアーティスト」「シナリオライター」「ミュージシャン」などもクリエイターとして考えてもいいかもしれませんね。
一般的にこういったクリエイター業界に参入する人は、10代後半から20代くらいの若年層が向いていると言われています。
なので、40代になってからだとクリエイターとして生計を立てることは難しいのでは?と結論付けてしまう人もいます。
しかし、あるスキルを身につけることでクリエイターとして業界参入ができるのです。
それは次の章にてご紹介します。
2.Webマーケティング業界
この業界はAIに取って代わるというよりもAIを活用して業界発展できる仕事だと私は考えます。
なぜなら、マーケティングには「PDCAサイクル」というモノがありそれを繰り返して分析や結果を導き出します。
AIの発達によりそのPDCAサイクルが効率よく回すことができるようになり、より効果的なマーケティングができるようになります。
結果として、AIを最大限に活用できる業界になるでしょう。
とはいえ、40代を過ぎた業界未経験者がマーケティングを学ぶ場所はないと思うかもしれません。
しかし、マーケティングとは「商品やサービスを売り出す前にやるすべてのこと」であることから
商品やサービスがあればマーケティングを始められるとも考えられます。
ということは「自分で商品・サービスを作ればいい」ということです。
実際に私は自分で商品を作りマーケティングを学習しながら販売をしています。
3年前まで未経験だった平凡な人間でもある程度のスキルを身につけることができます。
3.AIオペレーター業界
人工知能(AI)は確かに優秀です。
しかし、最終的には人の手でおこなう「制御」や「管理」が必要になります。
そうなったときにその制御・管理ができるオペレーターが必要になります。
専門的知識は確かに必要かもしれませんが、オペレーティングを覚えることで地位を確立することができるでしょう。
AIに動かされる立場ではなくAIを管理する側に回ることで仕事を奪われることはなくなるでしょう。
先日、機械磁石製造業の経営者から話を聞くことができたのですが、AIはとても優秀であるが故にそれを管理する人が不足している。
だから今の段階からAIを管理運営する技術者を育成しなければならない。という話でした。
ネット上にはAIの発達で20年以内には多くの人が日ごとを奪われてしまう。
などと書かれていますが、ポジショニングさえきちんと考えて働けば問題はないかと思います。
4.インフルエンサー業界
人は人に魅了され、その魅力自体がビジネスになります。
その代表的な業界がインフルエンサーです。
芸能人や権威者もそれに分類されますがある一定数の「ファン」を抱えることで業界に影響力を持つことができます。
今ではSNSのフォロワー数が目安になっていてインフルエンサーは企業案件やオリジナル商品を販売することで多くの収入を得ています。
このインフルエンサーになるためには現段階で「濃いファン」を集めることであなたもなれます。
インフルエンサーになるための行動は6段階
(1)何かの知識やスキルに特化した人になる
(2)毎日休まずに情報発信をする
(3)視聴者や読者に「有益な情報」だけを発信する
(4)双方向にコミュニケーションを取れる人
(5)一次情報を多く発信する
(6)マネタイズする仕組みを持っている人
上記の6段階の仕組みや習慣を持つことができればインフルエンサーになることができるでしょう。
5.技術者業界と専門職
AI(人工知能)は生身の人間ではありません。
ということは、物理的な行動に制限があります。
倉庫の品出しや発送作業はできるかもしれませんが、電気工事や水道工事などの技術的な仕事はまだできないでしょう。
単純作業や誰でもできる仕事というのは経営者側からすれば如何にして人件費やコストを落とすことを常に考えられています。
そんなときにAIを導入することでコストやリスク管理ができるとなれば、あっという間に人から機械に置き換えられてしまいます。
確かに業界の中ではAIの発達で仕事を奪われてしまう人もいるかもしれません。
そうなる前に今の働き方や業界の見直しをすることをオススメします。
重要なことは自身の社会におけるポジショニングが適切に適切にできるかどうかだと思います。