クオリティオブライフ(Quality of life)QOLには様々な解釈が存在しています。
今回、充実した生き方をするために必要な習慣をいくつかご紹介したいと思います。
私自身の経験をもとにした記事構成になっていますので、本記事でご紹介した以外にもクオリティオブライフで人生を豊かにする方法があると思います。
今回はその参考までにまとめさせていただきました。
1.不平不満の心を持たない
不平不満の心を持っている人は不幸な顔をしています。
なぜなら、心が表情に現れているからです。
たとえば、自分よりもお金を持っている人を羨んだり、幸せそうに生活している人を妬んだりするとあなた自身が不幸になります。
同じようにいつも不満を抱えていたり、文句を言っていると口角が下がり性格の悪い人のような顔つきになってしまいます。
顔は心を映す鏡のようなものです。
いつも笑顔で他人の幸せを自分のことのように喜べる思考になることであなたのクオリティオブライフは向上します。
とはいえ、そんな簡単に今までの性格を変えられないという人もいるでしょう。
確かにその通りです。
でも、今のままでいいのですか?
人生は一度きり、他人に対しての不満や不平を考えているよりも、自分の人生をいかにして楽しむかを考えたほうが有益な時間の過ごし方です。
だから、他人に対して不平不満を持つことはクオリティオブライフを向上させる弊害になるのです。
2.気がついたことはすぐに行動する
今できることを先送りにしている人はいますぐその習慣を改めたほうがいいと思います。
なぜなら、今やるべきことをした後には必ず「次にやるべきこと」が存在するからです。
この積み重ねを粛々と続けることであなたのクオリティオブライフがジワジワと向上していくのです。
たとえば、仕事でやらなければいけないことを後回しにしたり、学びたいことややりたいことを後回しにすると時間だけがすぎてしまい、やがてタイムアップになってしまいます。
もしかしたらそれが「死」という形で人生の終止符になってしまったら、死ぬにも死に切れないですか?
人の人生はいつ終わるか誰にもわかりません。
であれば、今のこの時間をもっと大切にやるべきことを後回しにしてモヤモヤした気持ちのまま生きてはいけないと思います。
とはいえ、やりたくないことを後回しにするのはしかたなのないことと思うかもしれません。
でも、どんなにやりたくないことだとしてもやる必要があることであればいつかは始めなければいけないのです。
だから、時間を無駄にしないためにもやるべきことややらなければいけないことは思いついたときに実行するべきなのです。
3.人の価値観を侵害しない
人には必ず個性があります。
それと同じくして価値観も人それぞれです。
どんなに親密な人同士でも価値観が100%同じということはないのです。
特に夫婦間で価値観の違いによる不和が生じることは皆さんご存知だと思います。
しかし、それは価値観が違うから仲が悪くなるのではなく、お互いの価値観を押し付けあっているから仲が悪くなるのです。
付き合っていた頃は仲良く喧嘩もしなかったのに、結婚した途端に不仲になるカップルがいます。
しかし、それは「安心」という感情がきっかけとなりどちらかもしくはお互いがお互いの価値観を押し付け合うことで軋轢を生むのです。
本当であれば、仲の良い家庭を築くことで人生のクオリティオブライフが向上するのですが、価値観の強要でそれができなくなります。
だから、他人の価値観には踏み込んではいけないという領域があることを理解してお互いを尊重し合うことでクオリティオブライフを上げていくことが大切だと思います。
4.仕事・家庭・趣味のバランスを均一にする
働きすぎもダメ、遊びすぎもダメ、バランス良く生きることがクオリティオブライフの向上につながります。
家族のために夜遅くまで仕事をすることは悪いこととは言いません。
ストレス発散のための趣味を楽しむことも悪いことではありません。
しかし、そのバランスが偏りすぎることで人生を不幸にしてしまうこともあります。
たとえば、家族のために働き続けても定年退職と同時に離婚届を突きつけられたらあなたはどう思いますか?
きっと、「家族のために一生懸命働いてきたのになんで?」
一生懸命に働くことは良いことですが、そのことで家族との大切な時間を犠牲にすることは不幸な結果をもたらしてもしょうがないことなのです。
クオリティオブライフとは人生を豊かにするということであるため、仕事だけに人生を費やした生き方をしていては、家庭や自分の未来を崩壊させることになります。
全てはバランスが大切です。
一生懸命働いたら、同じくらい家族との時間を大切にして、自分の時間も大切にすることがクオリティオブライフを向上させることにつながります。
とはいえ、そんな上手に生きることはできない。
そう思うかもしれませんが、それは仕事・家庭・趣味などのどれかに比重が偏りすぎているからです。
私自身、仕事に打ち込みすぎて家庭を失った経験があります。
その経験があって人生のバランスの重要性に気がつきました。
だから、仕事・家庭・趣味のバランスがいかに重要なのかを知っています。
だから、このバランスを均一にとることでクオリティオブライフを向上することができると言い切れます。
5.お金を儲けることへの罪悪感を捨てる
お金は人生の重要な出来事に密接に関係しています。
だから、お金を稼ぐことや儲けることに対しての罪悪感は捨てるべきだと考えています。
お金を儲けることへの罪悪感を持っている人はお金を儲けることができないから罪悪感という違った考え方で自分を正当化させます。
しかし、現実問題としてお金がなければ日本では平均的な生活もできません。
確かに生活保護や福祉制度によって生きることはできかもしれませんが、より人生を豊かにするという観点からしたらお金は必要です。
そして、お金を稼ぐ・儲けるという考え方はこれからの時代を生き抜くためには罪悪感を捨てて現実と向き合う必要がります。
真っ正面から向き合い行動することであなた自身とあなたの身の回りの人たちのクオリティオブライフは向上します。
6.不必要な情報は意図的に遮断する
スマホを触れば溢れるくらいの情報が手に入ります。
しかし、それらの情報の中であなたにとって本当に必要なことがどれくらいあるでしょうか?
私はこの情報過多の状態に疑問を感じました。
芸能人の不倫騒動や偏った政治報道など不必要な情報が多すぎると感じています。
かと言って、政治家の不始末や税金に関わる重要な採決などの本当に知るべきことはほとんど発信されていません。
このような現実の中で限られた大切な時間を不必要な情報を仕入れる行為に無駄を感じました。
だから私はテレビを捨て、それまでの時間の代わりに自分にとって有益なスキルアップをする時間に置き換えることにしました。
こうやって不必要な情報を意図的に遮断することで時間を有効に使うことができるようになりました。
その先に、クオリティオブライフの向上があると実感しています。
7.Bucketlist(バケットリスト )を作る
「死ぬまでにやりたいことはありますか?」
「最高の人生の見つけ方」という映画で注目を集めたバケットリスト、これは死期が近づく老人二人が死ぬまでにやりたいことリストを作って人生に後悔しない生き方をするといった話です。
正直私はこの映画は現実でもあり得ることだと思い、自分でもバケットリストを作ったことがあります。
そして、それを今、実行している最中です。
人の人生は90年くらいが平均です。
たった90年しかないのにボーッとしていられません。
漠然としたことをゴールにするのではなくバケットリストを作って計画的に人生を過ごすほうが満足度は高いと思います。
このちょっとした行動でクオリティオブライフを向上させることができます。
8.人生の最後に一緒にいて欲しい人だけを愛する
若い時はたくさんの女性に好かれたい、モテたい、遊びたいと思うことがあるでしょう。
しかし、それは若い時だけに限った話です。
中年になっても女性と遊びまわっていては将来を明るくすることはできません。
なぜなら、人生とは自分を看取ってくれる人をどれだけ愛することができるかで価値が決まると思っているからです。
一時的な浮き世を流すことよりも、あなたのことを思い愛してくれる人をどれだけ多く笑顔にしてあげられるかを大切にしましょう。
その行動が気づかないうちにあなたのクオリティオブライフを向上させています。