一度会っただけではその人が付き合ってもいい人か距離をおいた方がいい人かを判断するのは難しいですよね。
特にビジネスの場では人柄や本当の目的をすぐに把握することは困難なときが多くあります。
相手が有益な人なのかを判断するためには、その人の普段の行動や性質が自分と合っているのかを観察する必要があります。
そして、有害な人にはある特徴があります。
それに該当するときは絶対に付き合ってはいけないのです。
時間とお金を無意味に奪われないように付き合ってはいけない有害なビジネスマンの特徴をおさえておきましょう。
有害なビジネスマンとは
有害なビジネスマンとは、自己中心的な考え方であなたの時間を奪ったり、あなたの資産が欲しくて近寄ってくる人だと思います。
なぜなら、こういった有害なビジネスマンはスキルを身につけて自分のビジネスモデルを作るという思考ではなく、他人の力を利用してお金を儲けることを目的としているからです。
たとえば、コンサルティングやマーケッターなどは他人の資本を使い、ビジネスのサポートをして報酬を得る職業もあります。
しかし、中には肩書きだけで全くの素人もいるのが事実です。
でも、こういった偽物と本物を見極めるには下記の特徴のある人と付き合わなければ大丈夫です。
あなたの大切なビジネスを守ためには付き合うべき人と付き合ってはいけない人の分別ルールを自分なりに持つことが大切です。
1.あなたを利用する努力泥棒(snatch ratman)
あなたが努力して習得したスキルを激安で利用しようと企む人がいます。
他人のスキルをうまく利用してお金に変えようとする人と関わると想像以上の無駄な時間を費やすことになります。
なぜなら、こういう他人の努力を利用する人は非常に安い値段であなたのスキルを使おうと企むからです。
ひどい時にはタダで働かせようとする人もいます。
こういうタイプの人はビジネスの話をする過程で報酬を決めずに走り出そうとします。
そして何よりも「得るものがない人」でもあります。
たとえば、ホームページ作成の依頼をされても、ITリテラシーがないために高度な機能を搭載したサイトを2万円で作らせようとしたり、プロモーション動画を3000円で制作依頼してきます。
とはいえ、ビジネスを始めたばかりの人は実績を作りたいがために安くても請け負いたくなると思います。
しかし、これが1年後に大きな足かせになるので絶対に避けた方がいい人です。
あなたのビジネスに邪魔な存在になることは明白なので他人の努力を奪おうとする人には近づかないことが懸命です。
努力泥棒(snatch ratman)は起業したての人に近寄ってきます。
大きな目標を持っている人は付き合わないのが一番いい方法です。
2.人間性に裏表があるコインフェイス
性格に裏表のある人は人間関係をこじらせる原因になります。
こういうタイプの人は誰にでも愛想よく振る舞いますが裏では「対応が悪い」「センスがイマイチ」など悪い噂を流す人です。
グループにこういう人が一人でもいると、ビジネスがうまく進まず、失敗する可能性が非常に高いのも事実です。
なぜなら、性格に裏表がある人は、他人の評価を下げてのし上がることが正しいと思い込んでいるので本来の目的とは別のところでトラブルを起こします。
八方美人のため一時的には良い関係が築けますが、状況が悪化すればあなたの居場所すらなくなるくらいにビジネスの邪魔をしてきます。
しかし、本人は正しいことをしているつもりなので悪気もなく過ごしているでしょう。
性格に裏表のあるビジネスマンはとても有害でいつかは淘汰される人ではありますが、巻き込まれないように注意しましょう。
コインフェイスの特徴は多くのコミュニティに参加して情報を集めることが得意です。
会話の中で「〇〇会社の社長と知り合い」「芸能人の〇〇とこの前飲んだ」などの人脈自慢をする人に多い傾向があります。
どんなに人柄が良くてもそれは表の顔であり、裏ではあなたを利用しようと企んでいる有害なビジネスマンです。
3.お金にだらしがない(hole in socks)
お金にだらしがない人は正真正銘の有害な人でしかありません。
なぜなら、ビジネスの最低条件はお金を稼ぐことです。
それなのにお金にだらしがなくては本末転倒でしかないですよね。
仕事の依頼を受けて納品をしても期日までにお金を払わない人や依頼してきても「友達価格」と言って破格の値段で働かせようとする人って付き合う必要がありますか?
私は友達だから安くするのは「友達価格」ではないと思っています。
友達だから「通常料金」で依頼するのが常識です。
よく友達の店だから安く飲める!友達の会社だから安く仕入れられる!と自慢する人がいますが、これは大間違いです。
友達だったら他の人よりも多く支払うか、通常の金額で依頼をするのが常識です。
ここを大きく勘違いしている人がとても多いのが現実です。
そして、報酬の未払いをする人も有害なビジネスマンです。
というよりも泥棒や詐欺の部類の人といった方が正しい表現になります。
お金にだらしない人と付き合うことはとてもデメリットが多く、ハッキリ言って時間の無駄でしかありません。
どんなにお金や仕事に困っていても付き合ってはいけない人です。
4.お金を儲けられない拝金主義者
いつもビジネスの話をしているのに一向にお金を稼げない人っていますよね。
こういう人はお金に執着しすぎて儲けられない人です。
使うべきタイミングでお金をケチったり、無駄な時にお金を多く投資する人は付き合っても何も得るものはありません。
なぜなら、お金を儲けるセンスそのものがないプラス儲けるための努力をしていない人だからです。
お金がなくなれば他人から返すあてもない借金を頼んだり、小銭が入ればブランド物を買ったりと計画性のない人に多い傾向があります。
とはいえ、お金を儲けられない人かどうかを初見で見極めることはできないと思うかもしれません。
ポイントは何も成し遂げていないのに、いつも何かを始めようとしている人です。
「これから〜というビジネスを立ち上げる」「今は〜の準備をしている」など軸となるビジネスを持っていないのに新しいことばかり始める人です。
お金の使い方が間違っていることに気が付かないので新しいことを始めるしかできな人は見込みも付き合う必要もないのです。
みなさんのように努力をしてお金を儲けるという健全な思考の人であれば一度話をしただけでわかるかもしれませんが、無駄な時間を省くためにご紹介しました。
5.自分都合で時間を奪う人
相手のことを考えないで電話攻撃をしてくる人とは付き合っても無駄です。
自分の都合で何でもかんでも電話かけてわからないことを聞く人は要注意です。
なぜなら、そういう人に限って「どうでもいい内容」だからです。
ネットで調べればわかることや、緊急性の低いことをわざわざ電話をかけて伝えようとします。
ぶっちゃけ作業をしている人や集中している時の電話が一番迷惑です。
そしてその内容に緊急性のないものであれば尚更です。
この行為が相手にとってどれだけ迷惑なことかを想像できな人は無意識に他人の貴重な時間を奪っているのです。
今はLINEやメールがあるのだから、わざわざ電話をかける必要はないです。
自分のタスクを終わらせたいがために自分都合で電話をかける人は嫌われます。
現に私はそういう人とはビジネスをすることはありません。
このタイプは「気配りができない人」でもあるので、一緒にビジネスをしても違うところでトラブルを起こすからです。
だから、付き合うべき人ではないと私は考えています。