自己否定の心理を利用するとストイックになり自己成長が加速する
日本人は特にネガティブな思考を持つ人が多いと言われています。
でもその中でも自分を追い込み自己成長を遂げている人たちがいます。
そんな人たちは普段どんなことを考えてどんな行動をして自分をストイックな環境に追い込んでいるのでしょうか?
今日は自己否定の心理を利用するとストイックになり自己成長が加速する理由と方法を記事にまとめていきたいと思います。
自己否定の心理とは2種類あることを理解すること
人が自己否定をする時はどんな場面があるでしょうか?
それは自分以外の人から間違いを指摘されたり考え方を否定された時などの「外的要因による自己否定」と何かに自発的にチャレンジして失敗したことを自分で後悔や悔やむ時に起きる「内的要因による自己否定」の2種類があります。
そして今回利用するのは「内的要因による自己否定」の方です。
「外的要因による自己否定」は無視しましょう。
なぜなら周りから与えられたネガティブな思考には「次は怒られないように頑張ろう」や「私の考え方は間違っていたのか?」などの他者依存型の改善思考であり、今回の目的とは少し違うからです。
重要なことは「自発的な自己否定」なのです。
ネガティブ心理の利用でストイックになれる
自己否定とは「自分はできない」「自分には能力がない」「自分はセンスがない」などのネガティブな思考です。
この自己否定があなたを最強にするのです。考え方は至ってシンプルです。
それは「自分はできないから努力をする必要がある」と思うことです。
これが基本のセルフイメージになるのです。
自己成長をする人はこの考えを自分の意識の中心におきましょう。
この思考がもたらすあなたにとって良い影響は最低でも5つはあります。
- 自信過剰になることを未然に防ぐ
- 誰に対しても謙虚な姿勢でいられる
- 自分がどうすれば理想の成長を遂げられるかをちゃんと考えるようになる
- 自己成長の上限を設けなくなる
- 結果的にストイックになることができる
ストイックな人は「自分はストイックになりたい」と思って行動しているのではなく、「目的を達成するために必然的にストイックになっている」だけなのです。
この思考のループにハマるとあっという間に自己成長のスピードは加速していきます。
自己成長を加速するときの注意点
自己成長を続けていくと何かのきっかけで誰かに褒めてもらいたくなります。
でも、折角の頑張りを無駄にしないために自分の目指しているところまでたどり着くまでは承認欲求をグッと抑えてください。
なぜなら、他の人から評価を受けてしまうとその時点で自分の頑張りに満足してしまうからです。
これは本当にあることで一瞬の気の緩みで一気に成長欲求が冷めてしまうことがあります。
私はこれで何度か失敗したのですが再度頑張り出すのに結構な気持ちの労力が必要だったことを今でも覚えています。
なので承認欲求は絶対に抑えてください。
我慢できなくなりそうな時は「自分はできないから努力をする必要がある」という言葉を思い出してください。
そうすれば承認欲求はどこかに消えていきます。
辿り着きたい自分をイメージすること
最終的に自分はどのようになりたいのかをイメージすることは大切です。
それが途方もない理想だったとしてもです。
そして四六時中イメージしている必要はありません。
フッとした瞬間に思い出す程度でいいのです。
あんまりそこにウェイトを置いてしまうと疲れてしまい逆に悪影響になってしまいます。
なので10日に一回くらいリマインダーで眺める程度でいいのです。
目的を達成したら必ず数値化すること
今まで頑張ったことはできる限り数値化しましょう。
それは「どのくらいの時間をかけたか、幾つのスキルを身につけたか、いくら収益化できたか」などです。
なぜならこれからまた新たな目標をあなたは持つからです。
そうなった時に過去に自分の統計データがあることでさらに自己成長のスピードを加速することができます。
理論的に自分を分析することもできるし、目標を達成するまでの予測が立てやすくなります。
まとめ
私は子供から周囲の人たちに「才能がない」「チャレンジしても失敗する」と言われて育ちました。
なので「外的要因からの影響」では自分の行動を変えることはできないと子供心に理解をしていました。
そもそもそんなことを言われたらやる気になんてならないですよね。
しかし、初めて「自発的なチャレンジに失敗した時に自分は能力が低い」と自分自身を否定した時に気がつきました。
「だから努力をする必要がある」ということを理解しました。
それからはスキルアップするまでの時間は多くはかかりませんでした。
自己否定の感情を上手に利用することで自己成長のスピードを加速させられるのです。