自分のビジネスを持つために今から行動するべき5つの行動
まず自分のビジネスと仕事との違いを理解しましょう。
よく会社員がうちの会社はIT系企業です。
とか卸の会社です。
と言いますがそれはあなたのビジネスではなく、あなたが務めている会社がやっているビジネスなのです。
そしてその一部があなたの仕事なのです。
一方、自分のビジネスとはあなたが考案して、あなたが中心となってお金を生み出す組織や仕組みのことです。
この違いは天と地ほどの距離があります。
今日は自分のビジネスを持つために今から行動するべき5つの行動をご紹介します。
まずは未完成でもリリースすること
自分のビジネスを持つために必要なことは、どうしてもビジネスを持ちたいという強い気持ちやビジネスへの熱い情熱ではありません。
本当に必要なことは「行動」することです。
それがビジネスとして未完成なことでもいいのです。
まずは未完成でも規模が小さくてもいいのでリリースすることです。
重要なのはビジネスをスタートさせることです。
なぜここまでスタートさせることにこだわるかと言うと、ビジネスは始めてみないとリアルな問題点や改善策が見えてこないからです。
ビジネスを始めたい人の多くが始める前から「リスクヘッジ」だとか「業務フロー」だとかにとらわれて一向にスタートしません。
起業家の多くの人はそんなことをせずにまず小さくてもいいので商品やサービスをリリースします。
あなたの身の回りをよく見てください、マイクロソフトでもフェイスブックでもiphoneでも未だにアップデートを繰り返していますよね。
彼らは始めから完璧なものを売ってはいません。
だから今でもアップデートをしているのです。
世界的企業がそのようなやり方をしてどんどんビジネスを拡大させているのに、それよりもはるかに規模の小さいビジネスで完璧を求めていたらいつになっても始めることはできません。
もう一度言います。
本気でビジネスを始めたいのであれば、まずはリリースすることです。
考えるのではなく「行動」をしましょう。
大きな目標は一度脇に置いといて目の前の小さな目標から達成させる
次に目標を決める時、始めのうちは小さい目標の達成を積み重ねましょう。
ドン引きするくらい小さい目標でもいいです。
たとえば、一週間で売上1000円でもいいです。
始めたばかりのビジネスで目標を年商1億円なんて言うことはせずに小さい目標の積み重ねで達成グセをつけていくのです。
なぜなら始めのうちから大きな目標を掲げてしまうときっとそこまで行き着くまでにあなたの体力と集中力は切れてしまいます。
反対に今の力量をきちんと見極めて着実にコツコツと階段を登っていったほうが心身的な負担も軽く済みますし、何より現実的な思考が常にできます。
夢を見るなと言うわけではないのですが夢を叶えたいのであれば一歩一歩着実に前に進む方法を選んだほうが堅実です。
私はどんなビジネスを始める時でも最初の目標は「1円稼ぐ」ことを第一目標に掲げます。
なぜなら私のようなビジネスセンスのない人間は「ゼロからイチ」を生み出すのがとても難しいからです。
それなのに始めから年商3000万円なんて目標を掲げてしまうと絶対に途中で諦めてしまうからです。
この行為は体験済みです。
絶対にやめたほうがいいと思います。
まずは「ゼロからイチ」を生み出しましょう。
定期的な思考分析をすることで自分の指針をブラさない
ビジネスを進めていると次第にたくさんの選択肢が出現してきます。
それはこっちの方が儲かるかな?
あっちの方が反響があるかもしれないななんてことで当初のペルソナやベネフィット自体にブレが生じることがよくあります。
もちろんそれが100%悪いわけではないのですが、あまり選択肢に振り回されていると本来のビジネスの基本構造自体に歪みが出てしまい、結局一から組み立て直しなんてこともあり得るのです。
なのでそういった軸をきちんと認識するために定期的な思考の棚卸をすることをオススメします。
棚卸の方法は3つあります。
ビジネスモデルの棚卸
- ブレインダンプで今の選択肢や構想を全て書き出します。
- マインドマップで選択肢を線で結びつけます。
- リマインダーで行動の優先順位と期限を設定します。
こうすることで自分のビジネスモデルにブレをなくし、いつでも狙った方向へ自分の意識を集中させるようにしましょう。
基礎を形作る時は人に依存しない方法を選択する
ビジネスを始める時はとても不安です。
達成願望があるのと同時に失敗恐怖あなたを襲います。
そこで挫けてしまうとあなたは都合のいい人に依存し始めます。
多少資金があればコンサルを利用したり、知り合いの社長に相談したり、ビジネスが急成長できると言うセールストークの書かれている情報商材に手を出しそうになるはずです。
でもそれはあなたとあなたのビジネスの成長にはまだ不必要なものです。
長く続くビジネスの多くは誰かに依存しない仕組みのものの方が圧倒的に安定した収入を得ることができます。
「産みの苦しみ」ではないですが、あなたの思うビジネスに育てていきたいのであれば、甘い言葉やお金で解決できるようなコンサルは控えた方がいいでしょう。
なぜなら、コンサルに依存するといつまでたってもコンサルから離れることができません。
知り合いの社長に相談すればその社長の都合のいいようにビジネスが組み立てられます。
そうしてしまうと気がつかないうちに依存関係ができてしまい離れたくても離れられないようになります。
正直そんなビジネスを自分のビジネスとは言えませんよね。
なので基礎を作る時は徹底的に一人で苦しみましょう。
それが今のあなたには一番必要なことなのです。
批判されても折れない心を装備する
新しいことを始める時やお金を稼ごうとした時に必ずあるのは「他人からの批判」です。
身近な人であれば「失敗するからやめておけ」、関係ない人であれば「この商品は価値がない」「イマイチ信用できない会社」などと批判を浴びるかもしれません。
人間はお金が絡むことで何かチャレンジする人を見つけると大抵は批判的なことを言います。
肯定的なことを言う人は同じような苦労を味わった経営者くらいです。
冷静に考えてください、あなたを批判する人たちはどんな人たちでしょうか?
ほとんどが満足するほどの収入を得ていない人たちばかりです。
もしくは善意であなたのやろうとしていることを邪魔する「無意識ドリームキラー」です。
どちらとも意見を聞くほどの人たちでしょうか?
聞いても意味はないでしょう。
なぜなら彼らはチャレンジすらしていない人たちなのですから。
その人たちの言葉は今のあなたには不要なものだと思います。