起業する人や副業を始める人の中には必死に人脈作りに精を出す人がいます。
確かに自分にとって得になる人とは繋がりたいと思うのは当然のことです。
しかし、その人脈探しの結果「本当に有益な人」と出会えた人はそれほど多くはないと思います。
大企業の社長であれ、豊富な知識を持っている人ですら有益な人脈を作ることに苦労するのに、そう簡単に有益な人脈をすぐに作れる人はいません。
中にはあたかも自分はたくさんの人脈を持っているように振る舞う人や人脈が全てと言い切る人もいますが、それは大きな間違いです。
本当に有益な人脈を持っている人は「人脈があることを言わない」のです。
では、こういった有益な人脈を持っている人になるためにはどうしたらいいでしょうか？
1.有益な人脈とは
有益な人脈とは基本的に相互関係が成立しています。
有益な人脈にはお互いにメリットがある
- お互いに学びがある
- お互いに成長できる
- ビジネスの共益性がある
- メンタル面で支え合える
このようにお互いにとってメリットがあることを「お互いに理解し合っている関係」のことです。
反対に「人脈誇張タイプ」の人は会話の中で頻繁に○○会社の社長が〜、〇〇商事の役員の〇〇さんが〜など聞いてもいないことに対してベラベラと人脈自慢をする人がいます。
こういったタイプの人は人脈を「質より量」だと思っていて、相手もそれほど親密に接していないことがあります。
このように浅い人脈を必死に作っている人は表面上「顔が広い人」に見えますが、付き合っても意味がないタイプの人です。
運良く、誰かを紹介してもらっても、同じような浅い人脈しか持っていないことはほとんどです。
「浅い人には浅い人が群がる」だからそういった人と繋がっても有益な人脈を作ることは、ほぼできないでしょう。
有益な人脈を作りたければ「量より質」を大切にして、付き合う人を「選ぶ」ことがとても大切です。
もし、今から有益な人脈を作るのであれば「今までの無意味な人脈」を断ち切ることをオススメします。
2.有益な人脈の作り方
では有益な人脈を作るためにはどうしたらいいでしょうか？
答えは「自分がほかの人にとって有益な人間になる」ことが最優先でやることです。
あなたが有益な人を求めるのと同じように相手も有益な人を探しています。
つまり、あなたが有益な人でない限り有益な人脈を作ることはできないということです。
たとえば、youtubeチャンネルを立ち上げるときに、撮影や編集、演者などが必要になります。
このときに自分が何もできなければ周りに人たちは「youtubeをやりたいんだなぁ」としか思ってもらえません。
しかし、カメラを買って撮影して編集して目に見える作品を持っていれば話は変わります。
実際に行動して映像を作ることでこの人は「本当にやろうとしている（やっている）」と思われ、同じような考えを持っている人と関わることができます。
私の場合はあるオンラインサロンで近くに住むクリエイターさんと繋がることができました。
つまり、自分自身が真っ先に努力をして周囲に有益と思われないといけません。
行動力と努力の結果、有益と思われお互いに有益であると認識し合わなければ関係性はできません。
だから、口先だけで人脈を作ろうとしている人には有益な人脈はできないということです。
努力と成果と成長する人だけが有益な人脈を作ることができます。
3.繋がってはいけない人脈とは
反対につながってはいけない人脈とはなんでしょう？
それは「スキルを持たない人」です。
スキルを持たない人は一人では何もできません。
口先だけが達者でも協力者がいないと何もできない人です。
こういった人は往々にしてビジネスビジョンが甘い人や嘘つき（虚言癖）がある人です。
行動力のない夢ばかり語る人と関わっても明るい未来はありません。
だから私はこのような人との関わり合いを全て捨てました。
しかし、問題はこのようなタイプの人たちがあまりにも多すぎるということです。
人の判断をすることはとても難しく、情が湧くと関係性を断ち切ることに躊躇します。
でも、やりたいことや将来の夢のために努力をしているなら、必要な人と不必要な人との仕分けはいずれやらなければいけない時期がきます。
そのときに揉め事にならないようにするためには早期に関係を断ち切ることです。
4.人脈作りは「実績とビジョン」が大切
人脈作りに人ようなことは「実績とこれからのビジョン」だと思います。
実績とは今まであなたが何をしてきたか？
ビジョンはこれからあなたが何を成し遂げたいのか？
ということです。
何かのきっかけで出会った人は、まずはじめにあなたに「何をしている人なの？」と聞くでしょう。
次に「何を目指しているの？」と聞かれます。
有益な人とは人を見抜くことに長けています。
そのときに「つまらない・浅い人」と思われてしまえば有益な人はあなたに興味を持たないでしょう。
反対に今までの実績とビジョンをはっきりと伝えることができれば次のステップに進むことができます。
だから実績とビジョンを持つことが大切なのです。
5.有益な人脈を作れる場所とは
私は今までいろいろなセミナーや交流会に参加してきました。
しかし、有益な人脈は一人もつくることができませんでした。
たとえば、異業種交流会だと保険の営業マンの勧誘やお付き合いでお金を使ったりと主催者の都合の良いように利用される。
セミナーに参加すれば夢の語り合いや自慢話の応酬、私にとっては無意味なことばかりでした。
唯一、有益な人脈ができたのは「オフラインでの接触が可能な有料オンラインサロン」でした。
私の場合は動画制作者が集まるサロンで地域別でアプリ上でコミュニケーションを取り合い、感覚が近い人と実際にあって同行撮影をしたりすることができました。
私は動画関係の関わり合いでしたが最近では「副業」や「起業」に関するオンラインサロンが増えています。
有益な人脈を作りたいのであれば今は「有料のオンラインサロン」がオススメです。
中には飲み友達を探しているような人もいますが、そんな人は無視して有益な人を見つけることだけを目的に活動していれば必ず見つかります。
既存の異業種交流会やセミナーに参加するよりもオンラインサロンで有益な人脈探しをする方が金銭的にも時間的にも効率はいいと思います。
