ビジネスを失敗する人が持っていない独立思考という成功の鍵とは
一度でもビジネスを持ったことがある人なら誰でも経験したこと「ビジネスを大きくするためにどうしたらいいのか？」ということを考えたことがあると思います。
もし考えたことがないのであれば何万人に一人の天性の商才を持っているか、ビジネスに向いていないかのどちらかでしょう。
なぜならビジネスは人間と同じように「産み出したからには健全に成長をさせなければいけない」という課題を持っているのです。
しかし、このビジネスを健全に育て上げることができるのはほんの一握りの経営者だけです。
限られた人しか持っていない独立思考という成功の鍵についてご紹介していきたいと思います。
ビジネスを何度も失敗する理由がわからない
立ち上げたビジネスが失敗する最大の特徴は自分以外の人や仕組みに「依存しすぎること」です。
特に一人で立ち上げたビジネスにこういった傾向が強く現れます。
なぜかというと一人でビジネスを立ち上げることは非常に労力とメンタルが必要になりそれを維持していくために様々な改善策や軌道修正を試みます。
ビジネスを始めた時は「次に何をするべきか？」がわかっていますが、その次の段階である「売上を伸ばす」「サービスや商品を改善する」といったフェーズに差し掛かると極端に手が止まるようになります。
この段階が「魔のフェーズ」と呼ばれ、新規ビジネスの今後を左右することにも繋がります。
そして大半の人は「格安コンサルタント」や「経営者向けビジネス商材」に手を出してしまいコストだけをかけて何も改善できないままビジネスを終了させてしまうのです。
このように一番怖いのは「手詰まり」を起こし、それを他者に丸投げして結果が出るまでひたすら待つという行動に陥った時が失敗ポイントなのです。
そしてこのような状態の時に大半の経営者は「自分以外の人にビジネスやメンタルを依存してしまう」のです。
収益化できるシステムが作れない
自分のビジネスを収益化できない人の特徴は2つあります。
一つ目は「人からお金をもらうことに対して罪悪感がある」もう一つは「サービス精神が旺盛過ぎる」です。
まず、お金をもらうことに罪悪感を感じる人は自分のビジネスに自信がないことが原因です。
なぜなら、本来ビジネスでお金という対価をもらうことは当たり前にことなのですが、罪悪感を持ってしまう人はその考えに至ることはありません。
こういった人の場合は人の手を借りてビジネスを立ち上げた場合が多く、それほど自分のビジネスに執着していないのです。
でもなぜか真逆のことをしていてもビジネスが収益化しないと嘆くといった矛盾した思考を持っています。
もう一つのサービス精神が旺盛な人は利益よりも人に喜ばれることをしたいと思う人です。
そういった人はビジネスを収益化したいと望むのではなくボランティアで且つ自分の身を削らない方法で行動した方が良いでしょう。
ハッキリいってしまうとビジネスには向いていません。
なぜなら無償のサービスによる恩恵は「ラッキー」としか相手は思わないからです。
それ以上の何かを求めること自体、無責任に他人に依存した思考になるので初めから収益化を考えてはいけません。
最悪これらの思考のままどうしてもビジネスを収益化したいのであれば、ビジネスをリリースする前に「ルール」を決めてから始めるようにしましょう。
たとえば、価格設定のルール、原価に対して最低限のいくらで提供すれば赤字にならないか？
どのくらいの物量の注文をもらったらいくらまで値下げできるのかをしっかりとルール化して上でビジネスを始めることです。
そうすれば身銭を切るボーダーラインがはっきりとわかり「これ以上安くしたら自分がビジネスを続けられない」ということが理解できるようになるからです。
経営センスがないと嘆くのは間違い
自分は経営センスがないと本気で思っているでのあれば答えは「ただの努力不足」です。
そもそもセンスというものは一般の人は持っていません。
ほとんどの人が努力によってセンスを身につけます。
なぜなら、初めから完璧な商品やサービスを作ることは不可能なことであり、どの業界においても日々改善を続けて成長をするようになっています。
なのでビジネスを立ち上げる人は一旦「自分にはビジネスの才能はない。
だから努力が必要だ」といった独立思考で挑むようにしましょう。
ビジネスを大成させた人はみんな「自分はビジネスの才能がある」と思って始めるようなことはしないからです。
本気でビジネスを立ち上げるのであればどんな時でも「努力」しかありません。それ以外は不要な思考なのです。
大きく儲けることだけがビジネスではない
初めてビジネスを立ち上げる人は大きく儲けようとして失敗をします。
ビジネスを進めていく途中の段階でこのビジネスは儲けられるのか？
という疑問を持ってしまうとモチベーションが下がることがあります。
しかし、本来のビジネスの多くは「初めは小さくコツコツと利益を積み重ねることが重要」なのです。
大切なことは金額の大小ではなくあなたの提供するビジネスが収支のバランスが適切なのかどうかに注目することです。
それさえできれば売り上げが増えてもバランスを崩すことがなくなります。
一人でビジネスを立ち上げる人の多くはこういった「コツコツ思考」がどこかずれている場合に失敗をし始めます。
毎月1万円程度の売上げのビジネスでも利益率が70％であれば将来性はありますし、逆に50万円の売上で原価率が80％であればそもそも続けてもお金は儲かりません。
こういった数字に関しては常に意識をした状態でビジネスと向き合う必要があります。
一人でもレバレッジを使うことが重要
一人の力ではビジネスを収益化することは難しいです。
なぜなら一人でできることには限界があるからです。
その限界を越えるためには「レバレッジ」を利用しましょう。
たとえば、成長できると確信した時にはお金を借入れて人を増やし、提供できる商品やサービスの物量を増やすとか、生産効率を上げるために機械の導入したりなど自分のビジネスに拡張性を持たせる必要があります。
自分のビジネスが市場の需要規模に耐えられるように供給量を確保する必要がありのです。
それはあなた一人での力ではどうにもならないので必ず「レバレッジ」をかけてビジネスを加速させましょう。
この段階でビジネスが後退する人は「レバレッジ」に対して恐怖を持っているからです。
確かにレバレッジにはリスクは付いてきます。
ですがこのターニングポイントを乗り切るためにはレバレッジに踏み切らないといつまでたっても少ない収益で頭を抱え続ける状態が継続してしまいます。
