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資格がなくてもプロになれる4つの仕事

まず、本題に入る前に本記事の「プロの定義」をご説明します。

プロとは「その業界で生計を立てられるくらいの報酬を得られるスキルを持っている人」とします。

もちろん、スキルの中には仕事を受託する営業力やブランディング力も含まれますが、今日はその大前提となる「メインスキル」について4つご紹介します。

これからご紹介する仕事は今すぐに始められるものではありませんが、学習とアプトプットを継続することでスキルを身につけてプロとして活躍できる仕事ばかりです。

今後、自分のビジネスを始めたと考えている人であれば参考になるかもしれません。

フォトグラファー

カメラマン、写真家、フォトグラファーなど写真を生業にする人には色々な呼び方があります。

人によって定義は異なりますが、今回はひとまず写真で生計を立ている人=フォトグラファーとさせてください。

写真でお金を稼ぐ方法には大きく3つあります。

受託撮影

写真販売

特殊撮影

受託撮影は文字通り企業などから依頼を受けて撮影をして報酬を得る方法

写真販売はiStockやPIXTAなどのウェブサイトで写真を掲載して報酬を得る、もしくは写真集などを制作する方法

特殊撮影はGoogleストリートビューなどの特殊な写真を撮って報酬を得る方法

これらの方法でお金を稼ぐことができます。

しかし、これらはある一定水準の知名度や実績・スキルがなければ生計が立てられるくらいの稼ぎは得られません。

ではこれからフォトグラファーとしてプロになるためには何をすればいいのでしょうか?

最低限やるべきこと

(1)何を撮るのかを決める

フォトグラファーとして何を被写体として活動するのかを決めましょう。

人なのか、モノなのか、風景なのか。

決める基準はあなたが撮っていて楽しいと思えることを始めに選ぶことをオススメします。

(2)機材選定と購入

次に仕事道具を選定して購入しましょう。

注意点は「最高の機材」「妥協しない機材」を始めに買うことです。

なぜ、これから始める人が最初から最高の機材を買うのか?

それは、あなたが作品に言い訳ができなくするためです。

カメラの性能がイマイチだからこの程度の写真しか撮れないなんて言い訳ができないようにしましょう。

プロとして活動することが前提であれば下記の機材は必須になります。

カメラボディ(本体)

レンズ(広角・標準・望遠・単焦点)

ストロボ(ハイスピードシンクロ対応)

これ以外にもSDカードやCFカードなどの記録媒体、テザー撮影用接続ケーブル、NDフィルタなどたくさんあります。

できればカメラ本体は同一マウントで2台はあったほうがいいと思います。

(3)カメラの使い方と性能を熟知する

カメラに備え付けられているメーカーごとの機能や基本的な設定知識を知る必要があります。

F値、ISO感度、シャッタースピード、TvモードやPモード、測距点など普段聞くことのない「用語」や「設定」があります。

これらを理解していかなければ、撮りたい瞬間に撮りたい写真を撮ることができません。

(4)実際に写真を撮る

実際にシャッターを押すことが一番大切なことです。

カメラを買って、写真を撮らない人は意外に多くいます。

シャッターを押した回数があなたの経験になります。

プロとしてデビューするのであれば、より多くのシャッターを押すことです。

どんなにYouTubeで写真の撮り方や構図の理屈を知ったからといっていい写真が撮れるわけではありません。

実践だけがあなたのスキルを上げる唯一の方法です。

この段階を省いてプロになることはできません。

(5)現像ソフトの使い方をマスターする

基本的に写真を撮るときは「RAW撮影」をオススメします。

Jpeg形式でもいいのですが、あとで編集をするのであればRAWでの撮影をしましょう。

そしてRAWデータを現像するためには「現像ソフト」を使います。

私は現像には「Lightroomclassic」を使っています。

テザー撮影にも対応していて、そのまま現像することもできるのでとても便利です。

この現像ソフトの使い方はとても重要で、良い写真を最高の写真に仕上げるソフトです。

(6)ポートフォリオを作成

作例ができたら自分の作品を人の目に触れられるようにしましょう。

オンラインで不特定多数の人の目に触れられるようにすること。

オフラインで実際に会った人が手にとって見れるようにするブックの二つは最低必要です。

(7)実績を積む

これで、最低限の準備はできました。

あとは受託するのか、自分で作品を売るのかとにかく行動するのみです。

実績を上げることで撮影単価も上がります。

注意点は実績がないからといって「低価格やタダで撮影することはNG」です。

なぜなら、報酬とはあなたの機材に投資した金額やあなたのこれまでの努力を査定する数値だからです。

正直なところ、私はフォトグラファーとして活動し始めた初期から最低10万円の価格設定をしていました。

これらの最低限やるべきこと以外にも、たくさんやることはあります。

それは、これからフォトグラファーとしてどの方向に進むかによって異なります。

作家・ライター

ライターとしてプロになるのであれば、クラウドワークスなどで1文字0.5円が相場の市場もあれば、1記事あたり数万円の報酬を得られることもあります。

作家になってベストセラーになることで多額の印税収入をあることもできます。

このように文章でお金を稼ぐプロになるためには文章を書けるようになる必要があります。

文章を書くために私がオススメしている手順は3段階あります。

(1)文章の型を身につける

まず、文章を書けるようになるためには「始めから文章を書いてはダメ」ということです。

「型」を身につけましょう。

型がないと、ただの日記になったり、何を伝えたいのかわからない文章だけを量産するハメになって時間を無駄にします。

そして文章には様々な「型」があります。

私がご紹介する「型」はこれです。

誰が何に悩んでいて、どんな風に解決したいのか?

要点→理由→具体例→反論→結論の順番に文章構成を作る

読む人にとって有益な内容を盛り込む

具体的な解決策を提示する

(2)文章を毎日書く

「型」が決まったら、「毎日」文章を書きましょう。

1日も休まずに書き続けましょう。

文章に先天的なセンスはありません。

努力だけでセンスは磨かれます。

(3)自分の文章を自分で発信する

自分が書いた文章は必ず「発信」しましょう。

私はそれを「ブログ」という形式で発信しています。

エックスサーバーで契約をして、ドメイン・SSL認証も取得して、ワードプレスの有料テーマを利用することで見栄えのいいサイトは作れます。

あとは自分が書いた文章を読みやすい構成にしてアップしましょう。

文章を公開したあとは、アナリティクスとサーチコンソール、ウーバーサジェストなどのツールを利用して反応を解析して文書の改善点を見つけて実行します。

この反復をすることで文章スキルは磨かれると思います。

グロースハッカー

「グロースハッカー」は聞き慣れない仕事かもしれません。

シリコンバレーで生まれた比較的新しい働き方のグロースハッカーは今までのマーケティングの歴史を塗り替える仕事です。

全てを数値化して、根拠のある改善策を高速で実行することで少ない資本で大きな利益を生み出す仕事です。

いまいちピンとこないかもしれませんが、グロースハッカーが関係した会社やサービスとして下記があります。

「クックパッド」

「Dropbox」

「HOTMAIL」

「Twitter」

一度は聞いたことがあるサービスや会社じゃないですか?

主にスタートアップ企業に多く取り入れられるグロースハックです。

そして、グロースハッカーにはいくつかの必要スキルがあります。

WEBデザイン

ディレクション

プログラミング

マーケティング

ブランディング

これらのスキルがあればグロースハッカーに近づくことはできるでしょう。

しかし、こんな高難易度の仕事は今からできない!と思うでしょう。

でも、実績を積むことができる方法が一つだけあります。

それは「自分の商品を作って売り出す」ことです。

私は「健康的な飲み物」を自分の商品として売り出しています。

なぜなら、40代の私がこれから未経験の業種で一からグロースハッカーとして転職することは現実的に無理だからです。

グロースハッカーとして働ける環境に就けないのであれば、自分でその環境を作るしかなかったのです。

でもこれは行動さえすれば誰でもできることだと思います。

もしも、年齢的に転職が難しく、それでもグロースハッカーとしてチャレンジするのであれば、自分の商品を作ることをオススメします。

クラフトマン

私の周りには「陶芸家」「シルバーアクセサリー職人」「レザー職人」がいます。

彼らは、数年にわたり技術を磨いてきた人たちです。

現在は独立してそれぞれの専門分野で生計を立てていますが、これらの仕事には資格はいりません。

彼らは好きを仕事にしていて、それが実際に生活の基盤にしています。

もちろん長い年月をかけて身につけたスキルがあっての働き方ですが、継続努力をすることで収入につなげる仕事の一つだと思います。

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