ウィルスの蔓延で活動自粛することになり、さまざまな弊害が起きていることはみなさん体感していると思います。
特にダメージを受けているのが「収入」です。
個人事業主やフリーランスは案件が減って中には倒産をする企業も多く出ています。
しかし、こんな状況でもお金を稼がなければ生きていけないのが今の日本です。
では、その収入はどこから稼ぎだしますか?というのが問題です。
サラリーマンなら会社の利益が減れば給料は減るかもしれません。
もしかしたら倒産して無職になる可能性だってあります。
では、自分でビジネスを設けてみたらどうでしょう?
そこで問題になるのが「リスク」です。
結婚して子供のいる家庭なら特にリスクに敏感になって当然です。
未経験のビジネスの世界に挑戦して失敗したら家も車も子供の教育資金も全て失う可能性もあります。
そうならないためにはリスクの少ないビジネスを見つける必要があります。
今日はローリスクビジネスを4つとその4つに共通して必要なスキルをご紹介します。
1.ネットショップ(条件付き)
まずはネットショップの運営です。
商品をネットで販売する手法ですが、これには条件があります。
それは「商品を自分で作る」ということです。
ネットビジネスで流行っている方法に「セドリ」「転売」などがありますが、正直いって素人にはオススメできません。
なぜなら、在庫を抱えてしまうリスクの他に売れ筋を常に探して安く仕入れて売るという仕組み自体にかなりの労力とテクニックが必要だからです。
中には「無在庫転売」なら在庫も抱えないしリスクがないのでは?と思うかもしれません。
では、想像してみてください。
あなたが無在庫転売を始めて注文が入ったとします。
その時点で仕入れができない、もしくは欠品状態だった場合どうしますか?
注文者に在庫切れですと連絡しますか?
赤字覚悟で売値より高い金額で商品を仕入れますか?
どちらにしても信用か利益を失うことになってしまいます。
では、自分で商品を作って売るという場合はこういったリスクはありません。
自分の商品とは、ハンドメイドアクセサリーや陶芸作品、農産加工商品のことです。
いわゆる物販になります。
最近ではネット知識のない人でもショップを作るwix.comのようなサービスがあります。
大手のネットショップで高額な出店料を払ってやる必要もありません。
少ない資金でサイトと商品を作り販売するというシンプルな方法です。
集客はSNSでやることで広告料もかかりません。
一見難しそうに思えますが、継続努力をすることで、ちゃんとしたビジネスに育てることができる方法です。
2.アフィリエイト
みなさんアフィリエイトという言葉は聞いたことがあると思います。
簡単に言うと、自分の運営するサイトで商品を紹介して売れたら「紹介料」がもらえる仕組みです。
中には資料請求や体験コースなどでも報酬がもらえるケースもあります。
このビジネスのメリットは「販売者責任」がないことです。
そして資金は年間で5万円あれば始められます。
サーバー代やドメイン取得、各種解析ツールがその内訳です。
しかし、こんな単純なビジネスでも大変なこともあります。
それは「自分のサイトを訪問するユーザーを集めること」
サイトに誰も訪問しなければビジネスは成立しません。
無人島に大きな看板を立ててもお客さんは増えませんよね?
それと同じ原理で「どれだけネット上にあなたのサイトを露出できるか?」が問題なのです。
では、どんなスキルを身につければいいのでしょうか?
(1)各種ツールの使い方を身につける(ランクトラッカーやgoogleアナリティクス、サーチコンソール、Ubersuggest)
(2)問題を抱えた人の悩みを解決させる文章力
(3)SEO対策のノウハウ
(4)WordPress(ワードプレス)の使い方
これらの能力や知識は必要になります。
私はこれらは全てオンライン学習のUdemyで学びました。
お金を投資しない分、労力はかなり費やさなければいけないのが正直な感想です。
3.ライター(文章書き)
文章でお金が稼げるのって夢のような話だと思いませんか?
でも、普通に生活をしていて文章を書く場面てどれくらいありますか?
ほとんどの人は無いに等しいと思います。
だから、お金が稼げるのです。
多くの人は文章を読む側(ある意味消費者)であり、あなたは文章を書く側に回ることで(提供者)になるのです。
文章を書く才能や読者かでなくてもライターになれます。
ブログであれば「誰が何に悩み、これからどうなりたいのか?」という内容で文章を書けばいいです。
メディアライターであれば情報を集めて深掘りすることでより深みのある文章が書けます。
そしてニュースサイトなどの大手の情報サイトには「ライター募集ページ」が一部あります。
サイトの最下部やフッダーをよくみてください。
たまにライター募集のページが設けられていることがあります。
そこにエントリーすることで受託ライターになれるかもしれません。
初めのうちは、ブログサイトを立ち上げて文章を書く訓練をすることです。
目安は100万文字くらい書けば読みやすい文章を書けるようになると思います。
時間がかかりますが、私はやる価値はあると思います。
4.youtuber(条件付き)
情報発信をすることでお金に換えることができるビジネスの代表が「youtuber」だと思います。
スマホがあればチャンネル開設もできます。
しかし問題なのは「配信内容」です。
ドッキリネタや面白ネタではこれからは稼げないと思います。
なぜなら、多くの芸能人(バラエティのプロ)がドンドンyoutubeに参入しているからです。
おそらくこれからは「美容系」や「カップルチャンネル」も芸能人が参入障壁になってくると思います。
では、どの分野で始めたらいいでしょうか?
それは「スキル共有」という分野です。
いくつか企画をあげてみます。
(1)電気工事のリアルな現場の施工方法やメーカー別の工具の使い方
(2)各ソフト別の動画編集と写真現像のやり方
(3)高機能カメラの解説や各昨日のロケーション別の設定方法
(4)家具のレイアウトや色彩に関連する情報
(5)超初心者向けのパソコンの使い方
これらはニッチな分野ではありますが、芸能人やプロが参入していない分野でもあります。
深掘りした一次情報を配信することで有益なチャンネルに育てることができる可能性が高いと思います。
5.共通して必要なスキルはコレ!
これまでご紹介したビジネスに共通して必要なスキルが一つだけあります。
それは「マーケティング」です。
どんなにいい商品を作っても市場がなければ売れません。
どんなに素晴らしい映像が作れてもライバルが強ければ視聴者の目に触れることはありません。
これから始めようとしている分野のライバルチェックや市場価値、ペルソナの設定などをしっかりとマーケティングできなければお金は稼げません。
起業した人の多くがマーケティングをしないことでビジネスを破綻させています。
なのでビジネスをする上で一番重要なのがマーケティングです。