副業をしたいけれどもお金がない。
ビジネスで不労所得を手に入れた。
そう思う人は少なくはないと思います。
でも実際に何かを始めるにはお金はかかります。
しかし、ある手順を着実に進むことで支出を最小限に抑えて、利益を最大化することができます。
今日はその流れをご紹介します。
1.とにかく始めはマーケティングからやる
副業を始めるのであればまず始めに「マーケティング」から始めないと失敗します。
私の考えるマーケティングとは「商品を売り出すまでにやる全てのこと」だと思っています。
これから商品を作って売り出すのであれば最低限のマーケティングをすることをオススメします。
最低限必要なマーケティング
(1)誰に向けた商品なのか?(ペルソナの設定)
(2)商品の需要があるのか?(市場の確認)
(3)ライバルは誰なのか?
(4)どうやって売るのか?
(5)何を売るのか?
これらは最低限必要だと思います。
なぜなら、大半の人が商品を作る時にやってしまうのが、自分の作りたい商品を売れると思い込み市場に投下して失敗をします。
無人島にお店を出して「お客さん来ないなぁ〜」と客待ちをしている状態になるのが一番危ないことです。
なので、商品を作る前に誰に?何を?どうやって?というようにきちんとマーケティングしたほうがいいです。
マーケティングには5C分析やSWOT分析(スウォット分析)などのやり方があるので一度調べてみてください。
2.リスク回避優先なら自分で商品を作る
コストをかけずに商品を作るのであれば「自分で作る」のが一番いいです。
お金ではなく労力を費やすことでコストは下げられます。
そして、物量のコントロールもできるので、リスク管理もできます。
過剰在庫を抱えて失敗することがないので安心できます。
中にはOEM商材を買い取って自社のラベルを貼って売ることもできますが、類似品との価格競争が始まったら勝つ見込みはなくなります。
あくまで小規模の個人ビジネスや副業レベルでの話ではありますが、ローリスクでやるのであれば自分で商品を作るのが鉄板です。
ちなみに私の場合は、個人経営のコーヒーショップと提携して、家庭菜園で育てた農作物を乾燥・粉末にしてオリジナルのブレンドコーヒーを販売しています。
受注生産にしているのかなりリスクは回避できていると思われます。
パッケージデザインも自分でして原価を下げることもしているので利益率は他の商品よりも高い水準を維持しています。
3.見込み客の受け皿になるサイトを作る
商品を作ったら、市場認知を高める必要があります。
そのためにはネット上の訪問者を迎え入れる受け皿を作る必要があります。
そのためにホームページサイトを作りましょう。
私はワードプレスでサイトを作っていますが、ネットの知識があまりない人はWIX.comのようなサービスを利用してサイトを作りましょう。
もちろん、決済ができるようにする必要のあります。
パソコンに苦手意識がある人でもWIXだと簡単に作れるので一度サイトを覗いてみてください。
4.集客はSNSでファンを集めるのが一番
次の見込み客を集める必要があります。
あなたの商品を見つけてもらえるように、きっかけを作りましょう。
でも、チラシを作って手配りをしたり、友人に顧客紹介を依頼するような地道な作業はしないでSNSで情報発信することに集中しましょう。
あなたの商品の背景や知識などを発信したり、生産者のあなた自身のことを配信することで見込み客に「事実と物語」を伝えましょう。
もちろん顔出しをしたほうがいいのですが、これは「安心感」を持ってもらうためです。
TwitterやInstagramなどのSNSは匿名性の高いプラットフォームではありますが、なにを宣伝するのであれば正しい情報を発信しなければ意味がありません。
どうしてもそれができないのであれば「アフィリエイト商材」として販売委託を頼むことです。
これまで大ヒットになった商品の中にはアフィリエイトを起爆剤にしたものが多数あります。
そういった+アルファの展開も視野に入れることで副業の成長スピードを高めることができます。
5.利益は散財しないで全て投資に注ぎ込む
月に数万円稼げるようになったとしても、そのお金を「散財・浪費」に回してはいけません。
基本的に副業といってもビジネスの一つです。
ビジネスは拡張させることで利益を増やしていく仕組みになっています。
なので、重要なのは利益は「投資」にまわすことが原則ということです。
投資とは設備投資や別事業への資金にするといった使い方です。
もちろん不動産やFX、先物への投資もありだとは思いますが、はじめのうちは手堅く設備投資にしたほうが無難でしょう。
この積み重ねが安定した副業に成長していきますので、多少のお金が舞い込んだとしても生産性のないことに使わないことをオススメします。
あくまで今の段階でやることは「お金でお金を稼げる仕組みを作ること」です。