会社員としてメインの収入を確保しながらプラスアルファの収入を得るために「副業」を始める。
そんな人たちが増えています。
でも、実際に始めてみると精神的にも体力的にも限界を迎えてしまい続けられなくなってしまう人もいます。
どうしたら本業と副業を両立することができるでしょうか?
今日は本業と副業を両立するために必要な能力をご紹介します。
これから副業を始めるならこの5つの能力を高めることをオススメします。
1.セルフマネジメント能力
始めに必要な能力は「自分で自分を管理・育成」させるための能力が必要です。
副業といっても立派なビジネスです。
つまり、小規模かもしれないですが、これからあなたが始めようとしているのは「起業・ビジネス」なのです。
ビジネスオーナーになるということは自分で自分を管理育成させなければいけません。
どういったステップでビジネスを立ち上げ、これから何のスキルを身につけて、いつまでに、いくら稼ぐのかという指針も明確にしないといけないです。
しかし、これまで会社員として働いてきた人にはどんな段取りで、どう進めていけばいいのかわからない人もいるかもしれません。
セルフマネジメントの大まかな枠組み
(1)どんな副業を始めるか候補を挙げる
(2)副業をするために必要なスキルを見つける
(3)収益化するまでの流れや期間を決める
(4)副業で得た収入を何に使うか決める
(5)段階的な成長のロードマップを作る
これらを実践するためには「マインドマップ」「ブレインダンプ 」「ガントチャート」を作ると時間短縮できます。
副業を始める時にはしっかりとした計画や学習をしていかないと長続きしません。
なので、これらの手順を踏まえて実行することをオススメします。
2.コミュニケーション能力
コミュニケーション能力とは副業のためだけに身につけるという意味ではありません。
本業を時間内に終わらせるために効率の良い仕事をするためには、同僚や上司とのコミュニケーションが不可欠です。
ここを疎かにしてしまうと、本業自体に悪い影響が出てしまいます。
とはいえ、副業のために同僚に協力を求めることを違和感を感じる人もいるでしょう。
では視点を変えて考えてみましょう。
今まで一時間かかっていた作業を30分に短縮することは、「業務改善」になりますよね。
その結果、定時に変える環境を作ることは悪いことでしょうか?
逆に良いことではないですか?
中には部下の仕事が終わるまで、会社に残っている上司もいます。
同僚も待っているかもしれません。
でも、時間内に仕事が終われる環境になれば誰も損をする人はいなくなります。
だから、周囲とのコミュニケーションを今以上に濃いものにできれば時間を有益なものにできると思います。
3.時間管理能力
本業の時間に副業のことを考えていると仕事の精度が落ちます。
ここで言う「時間管理」とは思考時間の管理を指します。
私はこれまでいろんな時間管理を試してきましたが、本業の時間内に副業のことを考えたり、隙間時間に学習してしまうと本業に支障が出ることに気がつきました。
簡単な仕事のミスや提出物の忘れなど、周りに迷惑をかけることもありました。
なので、本業の時間は本業のことだけに意識を集中させ、仕事が終わったら自分のビジネスに集中するようにしました。
私だけかもしれませんが、マルチタスクで働くことは仕事の精度を落とすことにつながります。
なので、本業と副業をしっかりと切り分けて考えるようにしています。
4.マインドセット能力
やる気にならないと副業は続けられません。
継続して副業をやるのであれば自分自身でマインドセットをすることが大切だと思います。
なぜなら、毎日の疲労感や終業時間が異なることで「明日頑張ろう」や「休みの日にまとめてやろう」なんて妥協が生まれます。
マインドセットが曖昧なまま時間を過ごしてしまうと「自分に甘える」ようになり、そのままズルズルと副業を後回しにしてしまいます。
そうならないために、初期段階からしっかりとマインドセットをしましょう。
私の場合は、紙に平日と土日のスケジュールを一時間単位で書き、毎日その紙を見てマインドセットをしています。
やり方は人それぞれだと思いますが、モチベーションを一定の高さで保つためには小まめなマインドセットをした方がいいと思います。
5.自己分析能力
やる気と素質は別物です。
自分に何が向いていて何が苦手なことなのかを理解している人はそれほど多くはありません。
自分を知らないでいると間違った方向に努力を始めてしまったり、がむしゃらに頑張っても成果が伴わないことがあります。
私は自分を知らないがために失敗を何度もしてきました。
勢いだけでガンガン努力をして、間違った方向に進んでしまって時間もお金も無駄にしたことがあります。
この原因は「自己分析をせずに感覚で頑張ったのが間違い」だったということです。
それを正すために自己分析をしたことがあります。
適性検査や自己分析には多くの種類がありますが、個人的にメリットがあったのがギャラップ社「ストレングスファインダー」です。
有料ですが、自分の強みや傾向をわかりやすく診断できたことで、自分の性質にあった副業を見つけることができました。
過去に副業やビジネスに失敗した経験がある人や客観的に自分を見つめ直したい人にはバッチリの分析ができると思います。
副業をするということは人一倍「働く」という行為に時間を費やすことになります。
せっかくの自由な時間を副業に費やすのですから、それに見合った成果は欲しいですよね。
最後に笑顔になるためにはこれらの能力をしっかりと身につけて副業に挑戦することをオススメします。