一生懸命頑張っても儲からないのには理由があります。
自分でも薄々気がついているのでは?ビジネスは自己満足では成立しない。
そして成長することができない人にはビジネスを維持することもできない。
多くの人が商品や出店をしただけで満足してしまいます。
ビジネスを始めても大半の人が儲からないことをしている本当の理由とは「成長しているつもり」「頑張っているつもり」という「〜つもり」が原因です。
すごく簡単でシンプルなことではありますが、ほとんどの人がこのパターンでビジネスを潰しています。
そしてこれをやっているのが30歳以上の大人たちなのです。
今日は私の失敗談を含め、なぜ「大半の人が儲からないことをしているのか?」ということについてご説明したいと思います。
1.満足レベルが低い
私が初めてビジネスを立ち上げたのは28歳の時でした。
当時コールセンターの責任者をしており、その部署の立ち上げから携わっていたため一通りのノウハウを身につけていました。
そのため「自分でもできる!」と思い会社を辞めて起業したのですが、これが最初の挫折となりました。
まず、費用が思っている以上かかり借金などをして準備したお金は2ヶ月で底をつきました。
資金力がない分、社員の教育やクレーム対応、経理や雑用を労力でカバーする必要があったため心と体はいつもクタクタになっていたのです。
そして1年持たずに倒産。
他人が見たら「ただの無謀な行為」でしかなかったでしょう。
この時、私はとても大きなミスを繰り返していたのです。
起業を思いついて退職したことに満足して、事務所を借りたことに満足して、部下を雇ったことに満足して、営業を始めたことに満足してというように細かいことに「満足」していたのです。
そしてこれがお金も稼げていない状態で「慢心」していたのです。
ハッキリ言って「バカ」としか言えないのですが、実際に会社に勤めたことしかない人間が起業するとこういったおかしな現象を体験する人がいます。
「ビジネスを立ち上げることは利益を出し続ける仕組みを作ること」なのにその過程で満足してしまうのです。
2.ビジネスごっこに興じる大人たち
一人でビジネスを始めても、誰かと組んで始めても、思慮が浅い人だと儲かるビジネスは作れません。
なぜなら、「ビジネスごっこ」にしかならないからです。
1人20万円ずつ資本金を出して3人で始めたとしましょう。
手持ちの軍資金が60万円だったとしてもそのお金を10倍にすることは至難の技です。
たとえ30代の大人が集まったとしても思慮の浅い人たちであれば「失敗したことを酒のつまみにして笑っている将来しかない」のです。
これはなぜか?
大半の人たちがビジネスを始める時に「儲かったら何をする?」「この商品は日本にはないから売れる!」などの表面上のことしか見ていないからです。
私はこれまで本当にたくさんのビジネスのお誘いを受けてきましたが、正直言って一つもマーケティングされたビジネスはありませんでした。
もし、あなたが誰かにビジネスの誘いを受けたら聞いてみてください。
「マーケティングプランはありますか?」大半が「これから作る」「今考え中」もしくはマーケティング資料を持ってきたとしてもフランチャイズの大元が作ったテンプレか、ネットに転がっている統計情報に毛が生えた程度のものしかないでしょう。
これが50代くらいの仕事ができそうなビジネスマンですらそんなことをやっているのですからうまくいくはずもないでしょう。
だから大人が何人集まっても大半の人が儲からないんです。
ビジネスごっこにならないようにちゃんとしたマーケティングスキルを身につけましょう。
3.多くを欲しがると何も得られない
ビジネスで儲けるためにいらないものは「プライド」と「社会的評価」です。
でも大半の人たちが捨てることができずに評価ばかりに注目して儲かっているフリをします。
ぶっちゃけた話、プライドは入りません、優れた人であればあるほどプライドを捨てられます。
それはプライドがビジネスの成長に悪い影響が出ることを知っているからです。
そして社会的評価も同様、ビジネスを成功させなければ他人からの評価は得られません。
しかし、大半の人がビジネスを始めた段階で社会的評価も欲しがります。
これがエスカレートしていくと「見栄」にかわり、無駄なお金や行動をとり始めます。
以外にもこの見栄からビジネスを破綻させる人が多く存在します。
私の知る限りでも3人は見栄のために会社を倒産させたり、後戻りできずに詐欺まがいのことをして犯罪者になった人をみてきました。
儲かることをしたいのであれば「欲」を自制することです。
4.それでもプライドが捨てられない人は?
前段で欲についてご説明しましたが、それでもプライドや社会的評価を捨てられないのであれば、もう一つの方法があります。
それは「圧倒的な個人スキルを身につける」ことです。
誰にも文句を言われないほどに完璧なスキルです。
その分野の絶対的なポジションに立つことで全てを一気に手に入れられます。
Webの業界でそうなりたいのであればWebマーケティング、ライティング、プログラミング、コーディング、Webデザイン、画像編集、言語スキル、話法、心理学など全ての分野のスペシャリストになるのです。
それぞれの能力値が高い人を雇っても意味はありません。
あなた自身が全てのスキルの頂点に立つことでプライドも社会的評価も手に入れた状態で儲けることができます。
5.スキルを手に入れるのには「学習」が必要
儲けるために何をしたらいいのか?
その答えは狙った分野の「学習」をすることです。
私は現在「動画クリエイター」になるために学習をしています。
その方法をいくつかご紹介します。
(1)【言語学習】はひたすら海外の映画やドラマを字幕・吹き替えなしで観続けること:youtubeとNetflix (ネットフリックス) をひたすら観ているとどんなシュチュエーションでどんな単語を使っているのかを理解できるようになります。
(2)【パソコン関係】オンライン学習アプリでソフトの基本操作を反復学習すること: Udemyというオンライン学習サービスを利用しています。基本的なパソコンについての学習はこれで完結できます。費用も安くスマホでも観れるのでとても便利です。
(3)【Webデザイン・マーケティング】テックエキスパート:ネット上には公開されていないことはやはり有料で学ぶしかありません。しかし、どのスクールが自分にあっているかはググればわかります。私のオススメはテックエキスパートかテックアカデミーです。