挫折を味わうタイミングとは、本気で努力していたことに成果が出せなかったときではないでしょうか?
あまり必要のないことや興味が薄いことに対しては挫折感を感じることはまずありません。
あなたが自分のすべてを投じたことが身を結ばなかった時に、立ち直るまであなたはどれくらいの時間がかかりますか?
私は立ち直るまでの平均は1週間です。
この期間には個人差がありますが早ければ早いほど次のステップに進むスピードも成長する速度も速くなります。
今日は最速で挫折から立ち直る方法を5つご紹介します。
すべての責任を自分が原因を考える
頑張った結果、望むような成果を得られない時の原因は「すべて自分にある」この思考がとても有効です。
なぜなら、挫折の原因を他人に押し付けてしまうと、いつまでもモヤモヤした状態から抜け出せなくなります。
人を責めることは延々とできるので、解決策の発見や立ち直ることの足枷になってしまいます。
逆に自分自身に責任や原因があると考えることで「自分の力のみで改善する方法」を見つけることができます。
これはあくまで自分の中だけで考えることで、周囲に「私が悪かった」「私に原因がある」といった懺悔のようなことをする必要はありません。
ことと次第では必要以上の責任を取らされるなんてこともあるので、注意しましょう。
つまり、挫折原因の中心に自分を置くことで自分でできる最善の改善策をいち早く見つけられるようになるということです。
一言で言えば「自責に徹する」ということですね。
対人関係をリセットする
どうしても挫折の責任を周囲に押し付けてしまう性格の人は、その関係性自体をリセットするのが手っ取り早い方法です。
人間の性質上、危険回避の本能の一つに「他者の責任にする」という選択肢を持っています。
現実逃避に似たこの思考は、「誰かのせいにできる環境」にある時に選択される思考です。
なので、そもそもそういった誰かのせいにできる環境から離れることで根本的な解決ができます。
もちろん社会上や生活の関係上このような行動ができる人は限られているかもしれません。
しかし、本当に自分を変えたいと思う人が行動するための一つの方法としてはかなりの有効性があります。
そして、即効性も高いのが事実です。
時間の使い方が適切か検証する
挫折をする人のほとんどが「やり切れていない」のが事実です。
やり切れていないことがあるから後悔して、それが挫折につながるのです。
大学の試験に落ちた、プロポーズを断られた、仕事で失敗した、これらすべてあなたの時間の使い方を見直すことで解決できます。
学習時間が適切だったか、コミュニケーションがキチンと取れていたのか、リスクヘッジやフォロー体制をとと得ていたのかなど、時間の使い方次第で、挫折や後悔をしない環境にすることができたのです。
であれば、次の機会に同じ過ちをしないためには時間の使い方そのものを適切だったか検証して、実行することです。
この思考サイクルをしっかりと身につけることで爆速で挫折から立ち直ることができます。
住む場所を変える
生活をしていると今の環境が心地よくなりすぎて、「慣れ」が生じます。
これが原因で挫折から立ち直れなくなることがあります。
その結果、「引き篭もる」という行動を選択してしまいます。
慣れ親しんだ環境が目の前にあることで次のステップに進むという行動が鈍くなってしまいます。
これを回避するには「住む場所を変える」ことが最善です。
会社の近くに引っ越すのもいいですし、学校の近くに引っ越すのもいいでしょう。
とにかく場所を変える。この方法はとても有効です。
一時期1000万円以上の借金を抱えた時にこの方法を取りましたが、すぐに挫折から立ち直り次のビジネスプランを考えられる思考に転換できた経験が私にはあります。
実際に体験した「住む場所を変える」という方法はかなり即効性の高い挫折から立ち直る方法の一つです。
無心で学習しまくる
挫折をした時に次におとずれる感情は「どうしたらいいのかわからない」という、なんともモヤモヤした感情です。
このモヤモヤを解消するためには「学習」することが一番効果的です。
学習する内容はなんでもいいのです。
プログラミングでもマーケティングでも写真の撮り方でもなんでもいいのです。
ネガティブな思考を頭の中心から切り離せればなんでも大丈夫です。
読書をするとか睡眠をたくさんするのが効果的と言われていますが、挫折のどん底にいる人は集中して本も読めないし、眠ることもできません。
なので一番自分がストレスを感じない学習項目を探して一心不乱に学ぶことが最適です。
それが自分の新しい目標やなりたい自分を挫折から立ち直りつつも新しいステップを導き出せる方法です。
挫折経験をしたことがない人は要注意
これまでに挫折をしたことがない人は要注意です。人はチャレンジすることで必ず挫折を味わいます。
そして立ち直ることでスキルや人格を成長させていくのですが、挫折自体を経験したことがない人は成長するタイミングから逃げているか、チャレンジすること自体避けていることがあります。
これは年齢を重ねれば重ねるほど、初回の挫折から立ち直ることを困難にさせます。
若いうちから多くの挫折を繰り返している人は必然的にメンタルが強くなったり、自分の行動に根拠や目的をしっかりと持つことができるようになります。
それがないまま歳を重ねていくと、いざ乗り越えなければいけない壁にぶつかった時に心の底から折れてしまい立ち直ることから逃げ出してしまいます。
そうならないために挫折は進んで経験して這い上がることをオススメします。