仕事がうまくいかないことで悩む人はたくさんいます。
そして多くの人が原因を探してしまいます。
直接的なミスの原因はわかっているかもしれません。
しかし、なんでそうなったのか?という根本的な原因を見つけられる人は少ないです。
その悩みを引きずることで仕事がうまくいかない悪循環に陥ります。
今回は考え方を変えて「原因」よりもこれからどういった行動をすれば、上手に仕事ができるようになるのかをポジティブに考えていきましょう。
1.気分転換する
軽度のスランプであれば気分転換をすることで、以前のあなたに戻ることができます。
人には調子のいい時もあれば悪い時もあります。
プライベートで何か嫌なことがあったり、上司に嫌なことを言われることで仕事に集中できずにミスをしてしまうことがあります。
しかし、それは「時間」が解決することだってあります。
気分が落ち着けば平常心で働くこともできます。
でも、なるべく落ち込んでいる期間を縮めたいですよね?
そんな時は「気分転換」をしましょう。
休みの日に少し離れた街に一人で出かけたり、歩いたことのない道をgoogleMAP無しで歩いてみたり、今まで読んだことのない本を手に取ってみたり
ほんの些細なことでも気分転換ができます。
一番よくないのは休日にどこにもいかずに家でゴロゴロすることです。
とにかくストレスを緩和させるためには新鮮な体験をすることが重要です。
私も仕事がうまくいかなくなった時は嫌なことを忘れるために一人で旅行に行くことにしています。
数日のお出掛けで心をリフレッシュすると仕事へのやる気も蘇ってきます。
未経験のことに踏み込むことで最適な気分転換ができますよ。
2.心の変化を平常に戻す
仕事がうまくいかなくなるタイミングには心の変化があります。
仕事に慣れてきたり、飽きてきたり、だるくなったり、サボり方を覚えたり
いろんなことで良くない心の変化が起きるタイミングがあります。
そんな時は自分自身を過小評価して俯瞰で見てみることをオススメします。
入社して数年経つと業務の流れや人間関係に慣れが生じます。
これは仕方のないことですがある意味「中だるみ」とも捉えられます。
そうなると、根本的に仕事にやる気が出ません。
しかし、その心を肯定するのではなく、あくまで「自分は仕事のできない人間だ」と自分自身に言い聞かせましょう。
そして次の瞬間にこう考えるのです。
「できないからできるようになるまで頑張って働こう」
一度気持ちをマイナスに振ってとの後にポジティブに持ち上げるのです。
ある種のマインドセットではありますが、心に傲り(おごり)が生まれた時はこの方法は効果があります。
私は調子の良い人間あので少しでも仕事が好調になると飽きてしまいます。
そんな時にこのマインドセットをすることで気持ちを「初心(しょしん)」に戻すようにしています。
1週間もこのマインドセットを繰り返すと、仕事へのやる気が蘇ってきます。
3.もう一度学び直す
仕事になれるとミスを犯します。
そしてミスは重なります。
不思議なことですが、負のループに陥ることってあるんです。
この悪循環から抜け出すためにはもう一度仕事を学び直すことが効果的です。
新人の時の教えられたことや業務の進め方など目を瞑ってでもできることかもしれませんが復習をしてみましょう。
初歩的なことから改めてやり直すことで、頑張ろうという気持ちに戻ることができます。
なんでミスをしてしまったのだろう、どうしたらいいのだろうと悩んでいるなら、もう一度仕事を学び直すことで改善することができます。
4.自己分析をする
自分はどんな人間なのか?
どんな働き方が適しているのか?
こんなことをもしも考えているのであれば、自己分析をしてみましょう。
客観的な目線で自分を見ることで今まで気がつかなかった自分の悪いところや良いところを発見しましょう。
どうしても、自分のことになると盲目になってしまうのは仕方ありません。
客観的に自分を見ることができないことにネガティブになるのであればギャラップ社「ストレングスファインダー」で自己分析をしてみてください。
今まで気がつかなかった自分の性質を知ることができて、仕事に対しての向き合い方を見つけるきっかけになります。
ここまでご説明したことを間違えた解釈にならないように一つだけ注意点をお伝えします。
自己分析を自己評価してはいけません。
自己評価をしてしまうと都合の悪いことを周囲や環境のせいにしがちになります。
そうなると仕事はいつまで経ってもうまくいきません。
あくまで自分のことを知るという目的で分析をすることをオススメします。
5.身の回りの整理整頓
仕事がうまくいかない人の中にはタスクオーバーになっていたり、効率の悪い働き方をしている人がいます。
そんな人に共通することは「仕事環境が散らかっている」ことが多々あります。
物理的なことではありますが、仕事がうまくいかないと悩む前に机の上を片付けましょう。
視覚マネジメントの一種に活動スペースを最適な状態にしていることで仕事自体がうまくいくことがある。
という考え方があります。
これは仕事に悩む初期段階で実行した方が効果的な行動で、掃除をすることで調子を戻すことも可能になります。
散らかった環境で働くとパフォーマンスは落ちて当然です。
目の前の散らかった状態が今のあなたの脳内の状態です。
悩み出す前に机の上を整理してみてください。
6.一つのことだけに集中する
仕事がうまくいかない人は仕事を抱えすぎていることがあります。
やることが多すぎてマルチタスクで頭がパンク寸前の時もあるでしょう。
そんな時はやることを一つに絞って短時間で集中して片付けることが効果的です。
どんなに優秀な人でもマルチタスクを100%こなす人はほぼいません。
シングルタスクの方が効率は良くなるので、あれもこれもと仕事を抱え込まずに目の前の最優先のことだけに集中しましょう。
職場によっては多くのことが最優先になることがあります。
しかし、その環境に慣れて精度の低い仕事ばかりをやっていると本当に仕事を辞めたくなります。
そうならないためには一つ一つのタスクを確実にこなすためにシングルタスクを徹底しましょう。
7.誰よりも出社時間を早める
仕事がうまくいかない時は気持ちがモヤモヤしませんか?
そんな時は早起きして誰よりも早く会社に行って仕事をしましょう。
パワープレーではありますが、労力を時間でカバーする要領で行動しましょう。
同僚が出社する一時間前に会社に来て掃除やゴミ捨てをしたり、1日で一番やりたくない仕事を真っ先に片付けたりしましょう。
朝の時間が脳のハイパフォーマンスタイムと言われているので、このタイミングを逃さないように、誰よりも早く会社に行って仕事にとりかかりましょう。
ただし、この行動は仕事のペースが以前のように整うまでにしましょう。
じゃないと超過勤務で体を壊してしまいますからね。
方法は様々ありますが、自分にあっていることやイマイチなこともあるかもしれません。
でも、まずは行動することが重要です。
今の自分を変えたいのであれば頭で考えるよりも素直に行動した方があなたにとって有益になります。
実際に私は仕事がうまくいかなくなると、これまで説明した方法で改善をしています。
どんなことでも打開策は必ずあります。
めげずにドンドン前に進んでいきましょう。