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他人に頼り続ける事のリスクとは?

  • 2020年10月22日
  • 2020年9月13日
  • Mind
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たくさんの場面で人に助けられないがら私たちは生きています。

しかし、助けられるということは「人に頼って生きている」という側面があります。

この「人に頼る」ということ自体に善悪はないのですが、頼りすぎてしまうことで、あなたは見えないリスクを抱えることになります。

なぜ、人に頼ることがリスクになるのかを今日はご紹介したいと思います。

1.自己解決能力の低下

人に頼りすぎることで自分で問題を解決するという習慣が身につかないことがあります。

なぜなら、誰かの助けを待っていることで、今までなんとかなってきた人の場合、考えなくても問題を解決できるという認識に変わってしまうからです。

たとえば、仕事でわからないことがあったときに先輩や上司に代わりに仕事をやってもらう新入社員がいたとします。

その新入社員は「聞けば誰かが教えてくれる」「誰かが代わりにやってくれる」という誤った認識を持ってしまいます。

その結果、自分で調べたり、学んだりするよりも誰かに頼った方が仕事が捗る(はかどる)と思い込んでしまい問題解決をするという行動の選択肢を失ってしまいます。

とはいえ、その方が確かに仕事は捗る(はかどる)という人もいるでしょう。

しかし、それが通用するのは新人の時だけです。

本来会社が求めている人材は自分で課題を見つけて、自分で解決できる人を欲しがっています。

そのことに気が付かず何年もそのスタンスで働いていたら、中堅になったときには自分で問題を解決できない人になっています。

つまり、人に頼りすぎる働き方をしていると自己解決能力を養うことができずに、後になって苦労するハメになってしまうのです。

だから、自己解決能力を初期段階から身につける必要があるのです。

自己解決能力を養う方法は、わからないことがあったら「まずは自分で調べる」という行動起点を設けることで段階的に身につけることができます。

2.自発的行動に制約がかかる

他人に頼ることで自発的に行動することにブレーキがかかることがあります。

なぜなら、自分がやらなくても「誰かがやってくれるだろう」という気持ちが働いてしまうからです。

たとえば、人は行動選択をするときに「簡単な方法」や「ラクな方法」を選びます。

それは周りの人に頼ることで自分が行動しなくても目標を達成できる経験をしたことがあるからです。

しかし、問題は周りの人が代わりにやってくれる環境に慣れてしまい、自分で考えて行動をすることができなくなることです。

しかも、自発的な行動ができない人は何か問題があったときに「他責思考」つまり「責任を他人のせいにする」という悪いクセもついてしまいます。

そうなると自己成長もできない、問題があったときに解決する術を持たない状態になってしまいます。

今は良くても、いずれ自分しか解決できない問題にぶつかったときに、適切な選択をできなくなってしまうリスクがあります。

なので、自発的行動をするという日常的な習慣を身につけることが大切なのです。

3.選択肢が狭められる

他人に頼りすぎることで人生の選択肢が狭まります。

なぜなら、人に頼る癖のある人は自分で行動選択をする習慣や問題を解決するという経験が少ないためにできることが限られてしまうからです。

私の友人に、自分のやりたいことや将来の方向性を決められない人がいます。

その人は、言われたことだけをすることができな人で自分で何かを学んだり、行動することができない人です。

以前に一度だけ「やりたいことはないの?」と聞いたことがあります。

その時の答えは「言われたことをやることはできても自分から何かをやる必要を感じたことがない。」

「だから特にやりたいことは思いつかない」でした。

その考え方が悪いわけではないのですが、他人に頼りすぎることで己の可能性に蓋をしているのだと私は感じました。

人それぞれ考え方があるので否定も肯定もしませんでしたが、「有限である時間」を有効に使う術を学んでこなかったのだと感じました。

確かに今の日本では誰かに頼ることで最低限の生活は確保することはできるでしょう。

でも、それ以上の生活や人生を歩みたいと考えるのであれば選択肢を広く持つ必要があると私は考えます。

他人に頼りすぎずに自分で人生を切り開くことで人生の選択肢の幅を広げられると思います。

4.正しい自己評価が出来なくなる

他人に頼りすぎると自分の評価を見誤ります。

なぜなら、他人の目から見た自分を評価対象にしてしまうからです。

本当であれば外側(他人)からの評価と内側(自分自身)の評価を総合的に判断して、自己評価をするべきなのですが、他人に頼りすぎる人は他人からの評価が全てだと思い込んでしまいます。

確かに、他人からの評価も大切ですが、同じくらい自分自身の自己評価も重要です。

あくまで自分の可能性を広げるためには正しい自己評価をしなければいけません。

それができないことで、将来の方向性や歩むべき方向を見誤ってしまいます。

そうならないためには、人に依存するのではなくバランス良く内面と外面の2面を平等に評価できないといけません。

自分を過小評価しすぎてもダメだし、過大評価しても物事はうまくいきません。

全てはバランスです。自分を俯瞰で見るためにはあまり人に頼りすぎるのはよくないと思います。

5.大切なことは持ちつ持たれつ精神

なんだかんが言って、じゃぁどうすればいいの?と思った人もいるでしょう。

基本的な考え方は「お互い持ちつ持たれつ」ということです。

頼るのではく「助け合う」という精神を基礎に物事を考えることで多くの問題は解決できるでしょう。

万能な人は存在しません。価値のない人もいません。

単純にお互いを助け合うという気持ちを持つだけで他人に頼るリスクを回避できます。

当たり前のことを書いてはいますが、私も含めて多くの人は「当たり前のことが当たり前にできない」というのが現実です。

完全に人に頼らず生きるということは不可能です。

でも、助け合いながら生きることは誰でもできることではないでしょうか?

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