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社長が見るべき社員の5つのポイント

社員を一人増やすごとに会社の責任は大きくなります。

その責任の一つに社員の正確な特性の見極めがあります。

社長がその見極めをすることができなければ会社の未来はそれほど明るくはないでしょう。

見た目採用や友達人事などは今すぐにやめて、一人ひとりの適切な評価や配置をすることにしましょう。

あなた(社長)が思っている以上に会社には有能な人が眠っています。

その社員の才能を引き出せるかどうかは社長であるあなたの能力次第です。

1.自分だけの努力で成長できる人

会社員だからといって言われたことを決まった時間内で働けば給料がもらえると思っている人だけではありません。

仕事の面白さやスキルアップを望んで働いている社員もいます。

中には見えないところで自分の特性を活かせる場はないかと日々模索している人もいます。

そんな希少な人を見極めることが会社の繁栄にもつながります。

こういった人材はどこの会社にも一人はいるのですが、社長自身が見つけることをしないと気がついた頃には転職してしまっています。

こういった人材を見つけるためには日々の行動プロセスに注目することです。

結果はでていなくても結果につながる行動をしているのか、誰からも何も言われていないのに努力している人を見つけましょう。

自己成長できる人はとても貴重な存在です。

それに気づかずに放置していると有能な人材は次々にあなたから離れていきます。

2.会社、自分、顧客の3つの目線を持っている人

多角的な視点で物事を考えられる人は案外少ないです。

当事者意識、顧客目線、主観・客観的視点で物事を捉えられる人は会社の中核に据えるべき人材です。

この性質を持っている人はマーケティング能力に長けている人であり、会社のサポート次第では大きな利益をもたらしてくれる人材に成長してくれるでしょう。

しかし、この才能を持っている人は普段の業務日報や提出物を見るだけでは見つけることはできません。

些細な会話の中や人間関係の部分から汲み取ることでダイヤの原石を見つけるしかありません。

こんな能力持っていて目立つ人は既に起業をしてビジネスを持っています。

飛び立っていく前に社長であるあなたが見つけ出し、もっと適切な教育をしていきましょう。

もしかしたら将来あなたの右腕になるかもしれません。

3.チャレンジすることができる人

多くの人は情報を経験と認識してしまい、チャレンジして実体験として本当の経験値にしようとする人は少ないです。

その中でもチャレンジ精神旺盛で行動力のある人がいます。

仕事ではパッとしないのにプライベートや趣味に仕事以上のエネルギーを費やしている人はいませんか?

もしもその情熱を仕事に反映できたらとてつもない人材に成長します。

有能な人は有能な経営者にしか見つけることはできません。

4.結果とプロセスの重要性をバランス良く見れる人

中間管理職に必要なことは結果とプロセスをバランス良く見極められる人です。

成績が悪いと頭ごなしに叱責をしてプロセスに目を向けない人、プロセス重視で結果は後からついてくると信じ込んでいる人は管理職に向いていません。

会社は結果を出しながら成長することで健全な経営状態を保つことができます。

どちらかに比重が偏り過ぎてしまうと、会社も傾きます。

そのためには結果とプロセスの両方を重視した管理ができる人が必要です。

人柄や好き嫌いで人事をしてしまうとアンバランスな結果を生んでしまいます。

経営者であなた自身が平等で客観的視点を持つことで適切な人材を見つけられるようになります。

5.協調性を持ったコミュニケーションができる人

会社とは「人と人の集合体」であり、組織はコミュニケーションで成り立っています。

その中で人間関係の輪を自ら壊そうとする責任者や狭い範囲でマウントを取りたがる人をできるだけ排除しましょう。

パワハラやモラハラなどの社会問題の原因や会社全体の風紀を悪くする人は雇用していてもなんの得にもなりません。

たとえその人が事業部の売り上げを支えているトップセールスマンだとしてもです。

たった一つの害が会社自体を腐らせてしまうことがあります。

その逆に会社全体のコミュニケーションが円滑にできている企業ではそれぞれが受け持つ責任をしっかりと認識して仕事とキチンと向き合う習慣があります。

これはコミュニケーション・人間関係において不要なストレスを抱えていないからです。

このような良い環境を作れる人が「人の上に立てる人」なのです。

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