これから個人でビジネスを始める人が絶対的にやらなければいけないことは「セルフブランディング」です。
自分の持っている情報やスキルを適切に伝えるためには表現方法や権威性の適切な伝達が必要になります。
とはいえ、必要以上の過大表現や自分が経験もしていない二次情報を発信しても意味がありません。
適切な自己表現をすることが健全なビジネスの構築に不可欠になります。
ではセルフブランディングには何は必要でしょうか?
1.とにかくプロ意識を持つ
まず始めにこれからビジネスを始めると考えた場合、あなたは「プロ」になるということをしっかりと意識する必要があります。
なぜなら、どんなビジネスであれ、あなたが提供した商品やサービスが対価としてお金に変わるのですからそれはプロでしかなくなるからです。
たとえば、あなたがカメラや陶芸などの趣味の範囲で知り得た情報やスキルをyoutubeで発信をしたとしましょう。
視聴者はあなたのことをどう見るでしょう?
それはカメラや陶芸に精通した人という見方をする人が大半を占めます。
ということはその時点であなたは趣味の範囲から飛び出し、プロの目線から情報を発信する必要が出てきます。
とはいえ、そこまでの意識を持たなければいけないのか?
と思うかもしれませんが、お金を稼ぐことを前提としているのであれば避けられない道ではないでしょうか。
つまり、情報発信やサービスの提供によってお金という対価を受け取るのであれば、プロ意識を持つことは必須ということになります。
2.相手の立場に立った情報の整理と発信活動
基本的に自分が伝えたいことを伝えようとしても相手には届かないことがほとんどです。
なぜなら、自分が伝えたいことは以外に相手は求めていないことがあるからです。
たとえば、あなたが日常を動画にしてVLOGとして発信するとしましょう。
その動画を見る人はどんな人でしょうか?
きっと元々あなたを知っている友人や家族くらいのごく限られた人たちしか見ることはないでしょう。
なぜなら、あなたの生活に興味を感じる人は既にあなたを知っている人たちだけだからです。
セルフブランディングをしないまま動画を配信してしまうと視聴回数も登録者数も低空飛行のままで、最終的には情報発信自体やらなくなってしまいます。
ではどうしたらいいのか?
それは、視聴者の立場に立って情報の整理とわかりやすい発信をすることです。
動画を見る人が求めているジャンルや内容を精査して「求められている情報」を発信することです。
そして最も重要なことは「情報発信を継続する」ということです。
とはいえ、「何を発信したらいいのか分からない」という人もいるでしょう。
ここで大切なことは始めにゴールを決めることです。
自分はどのジャンルでどのポジションに立ちたいのか?
アソシエイトや広告収入などの収益化の手段などを設定することです。
確かに始める前からゴールを決めることは難しいかもしれません。
しかし、数値目標や目指すべきポジションを決めないまま走り出してしまうことほど怖いことはありません。
だから、ざっくりでもいいのでゴールを決めてから行動をすることをオススメします。
3.相手を意識した視覚的な表現手段
セルフブランディングをするのであれば「表現手段を選ぶ」必要があります。
なぜなら、インターネットを媒体としたブランディングには様々な方法があるからです。
Twitter、Instagram、Facebook、ホームページ、ブログサイトなど探せば探すほどたくさん出てきます。
多くの人が情報発信によるセルフブランディングをするときに障害になることは「顔出しNG」「身バレをしたくない」などの条件を設けてしまうことです。
確かに副業禁止の会社に勤めていたりした場合など何かと問題があるかもしれません。
しかしそれが「できない」理由にはならないのです。
顔出しができない、したくないのであれば、そうしなくてもいい表現方法を見つけることです。
たとえば、テキストと音声とイラストで情報発信するとか、首から下だけをカメラに写して動画を発信するなど方法はいろいろあります。
基本的に発想次第で対応策は思いつきます。
いずれにしろ、視覚的な表現手段を適切に選ぶことで問題を解決することは可能です。
4.定期的に継続した情報発信
セルフブランディングに不可欠なことは「定期的に継続した情報発信」です。
なぜなら、一時的な発信だけではブランディングにつながらないからです。
決まった時間に情報更新をすることで見る側の生活に入り込むようにしましょう。
確かに、定期的な情報発信にはかなりの労力が必要になります。
仕事して疲れていたときや体調が悪いときなど、なかなか作業に取りかかれない時もあるでしょう。
しかし、しっかりとしたセルフブランディングをするのであれば「どんな状況でもやり続ける」行動力が必要です。
多くの人がそれを出来ずにブランディングを失敗します。
反対に情報発信を続ければ必然的にブランディングは出来上がっています。
すごくシンプルなことかもしれませんが、ここが成功と失敗の分かれ道であることは明白です。