あなたがなんらかのビジネスを始めたと仮定しましょう。
そのビジネスであなたはどんな風になりたいと願いますか？
お金持ち？ 自由な時間？安心した老後？
何かを求めて起業して成功するためには「自分独自のルール」が必要です。
このルールは絶対的なもので誰も破ることが許されないルールである必要がります。
では、成功者が守っている「自分独自のルール」とはなんでしょう。
1.Give（与える）の精神
私たちはビジネスによって「対価（お金）」を受け取ります。
その対価を受け取るために商品やサービスなどをお金を支払ってくれる人に提供します。
最近では、YouTubeによって「広告収入」という新しいお金の稼ぎ方も確立されました。
しかし、どんなビジネスであれ絶対的に必要なモノがあります。
それが「Giveの精神」です。
「Give＝与える」ですが、そもそも誰かにお金を支払ってもらうためにはその価格に見合った価値を提供しなければいけません。
つまり、お金をもらう前に「Give（与える）」という行為があります。
とてもシンプルなことかもしれませんが、この理屈を見失ってしまうとビジネスを途端に終焉を迎えることになります。
ではGiveとはなんなのか？
それは「その人の生活を便利にするツール」であったり「欲求を満たしてくれる出来事」であったり、「有益な情報」だったりします。
しかし、顧客が満足できない程度のGiveであれば、次はありません。
もしくは、満足できない程度のGiveに対して「低評価な口コミ」を書かれる可能性もあります。
これではビジネスは成立しなくなりますよね。
成功者は「顧客満足度」や「品質向上」などをよくスローガンにしますが、これは表面上の言葉ではなく、これらを実践していかなければ顧客は離れてビジネスが破綻することを知っているからです。
そのためにあらゆるアイディアを模索して自分たちしか提供できないGiveを実践しているのです。
このGiveを怠ると会社やビジネスは潰れます。
2.批判はシャットアウト
最近、SNSで「アンチ」というワードを目にします。
これは情報発信者に対して「激しく嫌悪感を抱く人」や「反発者」になることです。
こういった人たちはある程度のフォロワーボリュームのあるアカウントには必ずといっていいほど付き纏います。
中には発信者がアンチのコメントに耐えきれずアカウントを閉鎖したり、最悪の場合には自殺にまで発展するケースもあります。
どんなに人気のある人でも少なからず存在するアンチに対して、どのような「ルール」を設けたらいいでしょうか？
たとえば、「コメントができないように制限をかける」「エゴサーチはしない」「反発意見は無視する」などがあるでしょう。
しかし中には、「批判コメント以外にも「指摘コメント」（善意のコメント）もあるのだから、それにはしっかり反応をした方がいい」という人もいます。
でも、これができる人は鋼のメンタルと有り余る時間を持っている人しかできないことです。
であれば、始めから批判コメントはシャットダウンすることをオススメします。
そうしないと、匿名の顔の見えない人とネット上で議論することになり、最終的には泥沼化することになります。
まず、顔の見えない相手との「文章議論」には着地点がありません。
生産性のない議論には意味がないので、始めからその土俵に立たないことが先決です。
3.必要なものだけを所有する
ビジネスを始めると、あれも必要、これも必要と多くのツールを買うことがあります。
しかし、本当に必要なモノはそれほど多くないこともあります。
私の知人は、起業をした途端に高級会社や腕時計などの高級品を買い揃えていました。
本人曰く、身嗜みをしっかりしないと周囲からナメられるからいうのです。
お金持ちの仲間入りをしたかったのでしょうか、知人は初めは必要なモノと思い買っていたようなのですが、次第にそれは欲を埋める「浪費」に変わっていました。
その結果、生活水準が収入み見合わなくなり、結局1年で会社員に戻ることになりました。
しかも自己破産までしました。
このように自分を着飾る装飾品は「必要なモノではない」という認識を持つことが大切です。
しかし、中には「身なりを整えることもビジネスの一環」という人もいますが、それは浪費の正当化であり「不必要」なものでしかありません。
見栄を張りたい気持ちはわかりますが、本当のビジネスマンは浪費のためにお金を使いません。
必要なものだけを持ち、それ以外の資金は自己投資などに費やします。
この所有意識を正常化せさないとビジネスを成功に導くことはできません。
4.自己成長が成功の原点
成功する人には共通点があります。
それは「自己成長」を常に心がけているところです。
ビジネスの成功者は「自己成長こそが成功の方程式」であると知っています。
だから、多くの時間を自己成長に費やしているのです。
そして毎日のルーティンにこの要素を取り入れて生活をしているので、時間と成長の度合いが比例する仕組みになっています。
もちろん、これは成功者だからできるのではなく、このルールは成功する前から実践している人がほとんどです。
もしも、ビジネスで成功したいのであれば自分の環境に合わせた自己成長のルーティンを見つけることですね。
5.よく考え行動する
成功者は物事を多角的に考えて、その中で最善の選択肢を選んで即座に行動に移します。
決断の速度と行動力がズバ抜けています。
しかし、この要素以外にもっと重要なことがあるのです。
それは「よく考える」＝よく調べて、より多くの選択肢を並べることができます。
精度の高い情報収集能力と判断力を持っているのです。
人は何かを選択するときにほとんどの人が「感情」で判断をくださします。
成功者は「感情」ではなく、「事実」で行動選択をします。
その事実を正確にとらえるために「正確な情報収集」をするというルールを設けています。
だから、施工者はビジネス選択を見誤らないのです。
ここで大切なことは「感情と事実を混同して考えない」ことが重要です。
この違いと選択ルールを徹底することでビジネスの成功に一歩近づくことができるでしょう。
