夢はありますか?
私は5年前にこの質問にハッキリと答えられませんでした。
私には夢がなかったのです。
でも今は夢を持っています。
そして叶えた夢もあります。
これまでの過程で夢を叶えるために私が行動してきた習慣や考え方を5つご紹介します。
1.常に人間関係を最適化しておく
大切なことの一つに「あなたの未来は今いる環境で決まる」ということがあります。
そして、特に人間関係が密接に関係をしています。
なぜなら、あなたの意思決定や生き方は周囲の人の価値観や意識レベルに見合った決断をする仕組みになっているからです。
たとえば、あなたが起業をしようとしたときに周囲がサラリーマンだらけなら「危険だ」「成功する見込みはない」「失敗したらどうするの?」という言葉を多く聞くと思います。
しかし、既に起業している人たちが周りにいる環境にいたらそれとは正反対で、尚且つ具体的な問題や課題について話し合うことができます。
至って単純なことですが、人間関係のあり方次第で夢を叶える精度が変わります。
とはいえ簡単に人間関係を変えることはできないという人もいます。
たしかにその通りです。
しかし、夢を叶えるためには自分に適した環境で生きることが大切です。
そのためには、自分の夢の現実に障害になる人とは距離をおいて、夢を叶える糧になる人の近くに身を寄せましょう。
まずは人間関係の最適化をしましょう。
2.指標(目標)になる人を見つける
あなたに夢があるなら、「すでに夢を叶えている人」をまずは見つけましょう。
自分の理想の姿に近い人を見つけることで夢を叶える近道になります。
自分一人の考えだけで夢を叶えようとすると方向性を間違えたり、違ったゴールにたどり着いてしまうことがあります。
たくさん努力したのに気がついたら、思っていたのと違う結末を迎えてしまった・・・なんてことは避けたいですよね。
たとえば、写真家になりたい・自分を表現できるスキルを身につけたいといった夢があるとします。
であれば、自分が撮りたい写真をプロとして撮っている人を見つけるのです。
参考にできるカメラマンを見つけて、その人のSNSやyutubeでもいいので接点を持つことです。
そこから学びを始めることで、段階的に夢を現実にする近道にできます。
とはいえ、お金持ちになりたい!幸せになりたい!などの漠然とした夢の場合はどうしたらいいのかわからないという人もいるでしょう。
そんな時はどのレベルのお金持ちなのか?そのくらい幸せになりたいのかを自分で決めてから探せば見つけることはできます。
基本的に指標になる人を見つけられない人は夢(ゴール)が漠然としすぎているので見つからないのです。
だからまずは自分の夢のゴールをしっかりと定めてから、先にそのゴールに到達している人を指標にすることで、自分がこれから何をするべきかを知ることができます。
3.批判的な視点・思考を捨てる
基本的に批判的な視点を持っている人は夢を叶えることはできません。
なぜなら、夢を叶えるためには「成長」というステップを踏んでいかなければいけないからです。
しかし、批判的な目線を持っている人は学ぶことができません。
そうなると夢に近づくためのプロセスに支障をきたしてしまいます。
本当に些細な夢であればいいのですが、人生の転換に関わるような重要な夢に関しては、批判的な視点は非常にリスキーな思考になってしまいます。
たとえば、幸せな家庭を築きたいという夢を持っていたとします。
近所にはあなたの理想とした生活を送っている家族もいます。
しかし、批判的な視点を持っている人は「どうしたらあんな幸せな生活ができるのか?」というよりも先に自分と比較して「嫉妬」や「妬み」の感情が先に出てしまいます。
そうなれば、その幸せな家族からは何も学ぶことができません。
幸せに過ごしている人にはそれなりのコツがあり、それを学ぶことで自分を幸せにすることができるのに、批判的な思考が邪魔をして大切なことに気がつかないのです。
だから、夢を叶えるためには批判的な視点を捨てて、肯定的に物事を捉える思考が必要だと思います。
4.すべては行動することから始まる
夢は叶えるためにあります。叶えるためには行動しなければいけません。
しかし、多くの人が夢はあるけど、叶えるための行動が少なすぎるのです。
たとえば、将来は海外でゆったりとした生活がしたい、老後は家族で田舎に引っ越してスローライフを送りたいと考えているとしましょう。
でも実際は、英語の勉強はしていない、実際に住みたいと思える場所を探していない、ゆったりとした生活ができるくらいの収入基盤を作ろうとしていない。
家族でスローライフを送りたいのに、毎晩遅くまで飲み歩いている。
現実と理想の温度差が激しすぎますよね。
これは全て行動と夢が伴っていないからです。
海外で生活したいのであれば、実際に引っ越したいと思える場所を探しに出かけたり、収入基盤を築いたりしなきゃいけないのにやっていない。
つまり、夢を持ったら行動する以外に叶える方法はないということです。
5.失敗や不幸を他人のせいにしない
思うような人生が遅れないのは、生まれ育った環境が悪かった。
これまでまともな教育を受けずに育ったから、他人よりも不幸だから。
こう考えている人は夢を叶えられません。
なぜなら、夢を叶えられないことの言い訳ばかり並べているからです。
夢を叶える人はどんな環境で育ったとしても、どんなに貧しくても夢を叶えようとします。
だって、過去を振り返っても夢を叶えられないことを知っているからです。
「これから」どうしたらいいのか?ゴールまでたどり着くまでに何をしたらいいのか?
夢を叶える人は未来を見て生きています。
そのためにまずやらなければいけないことは「失敗や不幸を他人のせいにしない」ことです。
どんなに人のせいにしても、その結果不幸になるのはあなた自身です。
だったら、そんなことを考えるよりもこれからの将来を明るくするためにどうしたらいいのかを考えたほうが健全だと思います。
他責思考は幸せを逃す考え方です。