マインドブロックを解除することで私たちの人生を大きく変わります。
私たちが持っている固定観念は正しいことと間違っていることがあります。
間違った固定観念は私たちの人生を充実させるための道のりをとても困難にします。
これは物質的なものではなく目に見えない心の中に潜んでいる
「考え方」「マインド」と呼ばれるモノのため、間違ったことも正しいと錯覚していることがあります。
その間違った固定観念を壊す。
もしくはマインドブロックされている部分を解除することで目の前の日常が全く別物の景色や環境に変えることができます。
今日は解除するべき5つのマインドブロックをご紹介します。
1.お金を儲ける=卑しい
お金に対してのマインドブロックは早急に対処しなければいけないことの一つです。
育った環境や家庭によっては必要以上にお金を持つことは卑しいこと、お金を儲けることは悪いことという教育を親から受けてきてた人がいます。
特に30代中盤から40代の人に多く見受けられます。
昭和後期の生まれで中流以下の経済環境の中で育った人はお金に対しての矛盾を抱えながら大人になったでしょう。
私もその中に一人で60歳を過ぎた親から今でも「真面目に働くのが一番」「必要以上のお金を持つな」と言われています。
ではなぜこのようなマインドになってしまったのか?
それは「親のお金に対しての意識」に問題があったのです。
私たちの親の世代はバブル絶頂期に労働者として働いていたためバブルの恩恵をあまり受けずに過ごし、バブル崩壊の被害をリストラなどでダイレクトに受けた世代です。
なのでお金に対してとても臆病になっているのです。
そんな親たちが子供にお金を儲ける方法を教えることはできないのです。
その代わり「お金の怖さ」を教えてきたのです。
それが「お金を儲ける=卑しい」という意識の植え付けに変わってしまったのです。
でも今はお金の責任は全て自分にあることを痛感する時代になりました。
多くのお金を稼ぎ出さないと自分の人生は充実させられない時代なのです。
それでも「お金がなくても人生を充実させられる」と思うのであればそれはそれで一つの考え方でしょう。
しかし、「幸せな人生を過ごすための多くの事柄には必ずお金が密接に関係している」ということも事実なのです。
だからお金を儲けることが卑しいこと、後ろめたいということに対してのマインドブロックを解除する必要があるのです。
「幸せな人生を過ごすための多くの事柄には必ずお金が密接に関係している」
2.親の言うことを聞けば間違いないという間違い
子供の時は学校などの限られた空間で生活をしていますよね。
でも大人になれば一気に世界が広がります。
そして選択肢も無限に増えていきます。
住むところ、持っているお金の使い方、好きになる人などたくさんの自由が手に入ります。
でも親の言うことを大人になった今でも信じている人は大きな間違いを犯しています。
それは「責任」です。
大人になって自分の人生を歩む時にその選択肢を親に託すと言うことは、人生の責任を親に押し付けていることなのです。
もし親の言う事を聞いて不幸になったらあなたは誰を責めますか?
親の言う事を聞いていれば間違いないと信じている人は間違いなく親を責めます。
そもそもこの観点自体が間違っているのです。
日本で生きるのであれば成人した時点で人生の全責任は「自分以外には存在しない」のです。
親の意見は「参考」でしかなく「正解」ではないのです。
確かに長い時間あなたを最も身近に見てきた親はあなたの特性をよく理解している人の一人でしょう。
しかし、その見立ては全て正しいとは限りません。
そして、親に依存している人は今すぐに親に対してのマインドブロックを解除する必要があります。
どんな人であれ他者に選択肢を依存している人は人生を充実させることはできません。
3.自分は出来の悪い人間
日本には謙る(へりくだる)謙虚などの言葉があります。
これは他者に対しての言動であり、自分を貶めるための言葉ではありません。
今風に言うとネガティブな考え方は良くありません。
私は周囲から「出来の悪い人間」と言われ続けて育ちました。
それなりに反発もしてきましたが、いまだに上手に生きることができません。
どんなに努力をしても努力の方向が間違っていたり、成果を出し続けることができなかったりします。
悩んだ末に私は自己分析をすることにしました。
その過程で私の根底には「自分は出来の悪い人間」という意識が潜在的にあることがわかりました。
成果が出始めてもこの潜在意識が成長の壁になったり、成功することが悪いことのように思えていたのはこれが原因です。
謙虚な姿勢は大切なことですが、必要以上に自分を貶めてしまうのは逆効果になります。
「自分は無能な人間」「努力をしても成果の出せない人間」などという自分で自分の成長を阻害させる考え方は絶対にいけません。
4.不幸なのは環境が悪いから
他責思考の人は成長することも幸せな人生を過ごすこともできません。
自分が不幸なのは親が悪い、お金を持っていないのは会社の給料が安いから、今の環境が自分を不幸にしている。
ぶっちゃけそれは誰も悪くありません。悪いのは自分です。
多くの選択肢の中で不幸な人生を選択したのはあなた自身です。
理想論と思われるかもしれませんが、自責思考の人はこの事を現実論として受け止めます。
だって、どんな状況であれ「選択の自由は絶対的に自分にある」のですから環境のせいにはできないのです。
給料の低い会社で働く事を選んだのは自分です。
それ以上に副業で稼ぐ事をしないのも自分です。
奥さんと仲が悪い環境にしたのも自分です。
いう事を聞かない子供に育てたのも自分です。
そしてその環境で生きる事を潜への買うしているのも自分です。
たとえば、パワハラ上司のいる職場に行きたくないなら「会社に行かない」という選択肢もあります。
奥さんと仲が悪いなら「仲直りするための話し合いをする」もしくは「離婚する」という選択肢があります。
お金がないなら「副業する」「新たなスキルを身につける」「給料の高い会社に転職する」という選択肢があります。
物事には必ず選択肢が複数存在します。
そしてそれを選べるのはあなたしかいません。
環境が悪いのではなく、あなた自身が悪い環境に変えているだけなのです。
これはネガティブなマインドブロックが解除されていないからです。
環境に対してのマインドブロックを解除する事であなたの世界は180°変わります。
5.努力をすれば報われる
「努力をすれば報われる」寝言です。
「成果の出る努力を継続すれば報われる」が正解です。
努力をすれば報われるという言葉を鵜呑みにしていると努力の本質がズレます。
きれいになりたい人が化粧に努力を注いでもきれいにはなれません。
きれいの本質は内面から変わる事です。
外見は良くなっても本質が変わらなければきれいにはなれません。
容姿だけをきれいに見せることは老化によって崩れてしまい努力は水の泡になります。
良い人生を過ごしたいのに読書やGoogle検索をして知識を蓄えても幸せにはなれません。
幸せになるための行動をしないからです。
努力という言葉だけでは報われない、努力と行動が本質に向き合っていないと成果にはつながりません。
だから努力をすれば報われるというマインドブロックの解除が必要です。
正しい努力を成果が出るまで継続させることが正しい行動なのです。