マインドブロックは誰でも持っています。
それが自信のなさやチャレンジすることの足かせになっています。
多くの人がマインドブロックから抜け出すことができずにいます。
結果的に自分で自分の可能性にフタをしてしまい、本来あるべき自分の能力を十分に発揮できない状態のままになってしまいます。
でも、このマインドブロックの構造とは至ってシンプルなのです。
そして、このマインドブロックは他者からの影響では絶対に破壊ができないということです。
では、どうやったらマインドブロックを破壊できるでしょうか?
そしてその先にあるマインドセットをしっかりとするための下地を作りましょう。
1.マインドブロックが及ぼす悪影響とは?
マインドブロックがもたらす悪影響とは「未来の可能性を潰す」ということです。
人は誰しも可能性を持っています。
それは10歳でも80歳でもです。
しかし、人生経験を重ねていく過程で、自分にできることとできないことを分別してしまいます。
その分別の根底にあるのがマインドブロックです。
私も、始めは「自分を無能な人間」だと思い込みたくさんの時間を無駄にしてきました。
自分の可能性に制限をかけることで周囲と足並みを揃えた最低限の生き方しかしてきませんでした。
性格も人見知りで、欲深く、性格に裏表のある人間でした。
これは根本に自分には真っ当な生き方はできないという根拠のないマインドブロックを抱えていたからです。
その結果、行動力のない周りに流されるといった価値のない時間を過ごすハメになってしまいました。
マインドブロックの最大の悪影響は「時間を奪う」ということです。
2.マインドブロックを破壊する準備
マインドブロックを破壊するためには「今の自分」を深掘りする必要があります。
前段に書いた「マインドブロックは他者からの影響では絶対に破壊ができない」というのはここにあります。
「自分のことは自分しかわからない」
だから、マインドブロックは自分にしか破壊できないということです。
どんなに心を開かせるのが上手なカウンセラーと出会っても、本心を読み解くことは不可能なのです。
なぜなら、人の心は時間・場所・環境などによって不規則に変動するからです。
だから、ブレインダンプ などの思考整理方法を取り入れるなどして自分で自分を分析しましょう。
それが、マインドブロック破壊の第一ステップです。
頭の中に浮かんでいることやこれまでの生き方、何に怖がっているのか?
この先どんな人生を過ごしたいのか?
過去・現在・未来の自分を深掘りすることが大切です。
3.マインドブロックを破壊する一つの方法
準備ができたら、その自己分析を書いた紙を自分の目の前においてください。
そして、その紙を上から下まで何度も読みましょう。
何日かけても構いません。
そして、マインドブロックを破壊するたった一つの方法は「現在の自分を許容・認知する」ことです。
可視化されたことで自分がどんな人間でこれまでどんな生き方をしてきたのか?これからどうしたいのかを受け入れるのです。
この方法は実際に私が見つけた方法ではありますが、短時間でマインドブロックを破壊することができました。
お金もかけず、誰かに依存することができない時にとても有効な方法です。
借金がある、恋人ができない、将来が不安、人と関わることが怖い、嫌われるのが怖いといった状況をすべて受け入れるのです。
心を変えられるのは周囲の人や環境ではありません。
マインドブロックを破壊できるのはあなた自身しかいません。
4.マインドブロックは再発する
ここで注意点です。
マインドブロックは再発します。
これは人の心に浮き沈みがあるように、好調の時は問題はありませんが、心が落ち着かなかったり不安を感じた時に再発します。
なので、もしもマインドブロックが再発した時は「自己肯定」の作業を反復させるのです。
惰性に流されたり、結局また振り出しに戻ったなんて考えなくていいのです。
マインドブロックを破壊できる人はこの行動を習慣化させています。
そればルーティンとして生活の一部になることで、心が不安定になった時も自分で立ち直らせることができるようになります。
5.自分のことは自分しかわからない
繰り返すようですが、自分のことは自分にしかわかりません。
誰かに相談して心がラクになるのは、承認欲求が一時的に満たされたに過ぎません。
誰かに依存することで一時的なマインドブロック回避ができたとしても解決したことにはなりません。
世の中にはいろんな人がいます。
心の問題をビジネスにする人、弱みを利用する人がいます。
確かに不安な時にそばに誰かがいてくれたら心強いかもしれません。
しかし、根本的なマインドブロックを破壊するためには自分のチカラが必要です。
だから、乗り越える勇気と自己肯定の手段を選択することをオススメします。