友達がいないことが悪いわけではありません。
友達が少ないことで楽しく過ごせるはずの休日を無駄にしているわけではありません。
でも、友達がいたほうが楽しい時間は多く過ごせます。
私は友達がとても少なく、親友と呼べる人は一人もいません。
そのことについて悩むこともなかったのですが、ふとした時に友達がいたらもっと楽しい人生を過ごせたのかもしれないと考える瞬間がありました。
そこで私は「自分の性格が悪いから?」「趣味がないから?」「お酒が飲めない体質だから?」など自分の今までの生き方を振り返ることにしました。
この振り返りでなぜ友達ができないのかという理由に気がつくことができました。
友達ができない理由は大きく分けて5つあります。
それを今日はご紹介します。
1.あなたはポジティブ?ネガティブ?
友達が少な人の最大の理由が「ネガティブな要素が多い人」だと思います。
なぜなら、反対に「ネガティブな人と友達になりたいと思いますか?」ってことです。
もしあなたに友達ができて、せっかくの休日に遊ぼうとしても会った途端に「私は・・・だからダメなんだ」「いつもうまくいった試しがない・・・」などとマイナス発言を繰り返されたらあなたの大切な休日を台無しにされてしまいますよね?
ということは、ネガティブ志向だから友達ができないということになります。
裏を返せば、ポジティブな人には人が集まります。
そして、ポジティブな人は多くの時間を「笑顔」で過ごしています。
とはいえ、今までネガティブだったのに急にポジティブになれと言われても無理だよ・・・って思うかもしれません。
確かにその通りです。
であれば、段階を追ってポジティブに慣れるようにしましょう。
まず第一段階は「笑顔」になる瞬間を増やす練習をすることです。
無理に笑うことはしなくていいです。
自分が自然に笑顔になれることを探すのです。
友達がいないことを悩むよりも、笑って過ごせる楽しいことを始めるのが友達を作る近道になります。
あなたが笑っていれば人は集まり、気がついた頃には友達ができていることでしょう。
2.人の悪いところに気がつく?それとも良いところ?
友達が少ない人は基本的に相手の悪いところを見つけるのが上手い人です。
しかし、その能力のデメリットは「始めに人の悪いところを見つけると警戒心が強くなり、その人に深入りしないように自制する」ことになります。
時にはこの能力がトラブル回避に役立ちますが、あまり人の悪いところばかり気にしていると信用できる人も作れなくなってしまいます。
そして、この能力はあなたを孤独にしてしまいます。
孤独が悪いわけではありませんが、度が過ぎると自分にとって悪影響になることもあります。
なので考え方を別の視点から捉えてみましょう。
あなたはすでに人の悪いところを見極める能力を持っています。
次のステップとして、人の良いところを見つけられるようにしましょう。
これは、トラブルを起こすような人を未然に見極めながらも、本当に信頼できる友人を作ることにつながるステップになります。
もしも、あなたが友達がいないことに悩んでいるなら、自分の性格に問題があるんじゃないか?と悩むよりも、これから出会う人たちの良いところを見つけられるようにしましょう。
3.否定的な思考と嘘つきは友達ができない
あなたは嘘つきと友達になりたいですか?
物事を否定的に捉える人と同じ空間にいたいと思いますか?
そんな時間を過ごすのであれば一人でNetflixでも観ていた方がよっぽど有意義な時間になりますよね。
まず、嘘をついたり、否定的な思考を持っている人は「自分をもっと見てほしい」「自分の凄さを知ってもらいたい」という自己顕示欲が強い人です。
私もそうなのですが、人に褒められたいという気持ちがとても強いために、たわいもない会話でも「いや〜」「でも〜」などと否定的な接続詞から話始めることが多くありました。
こういった人は性格が悪いのではなく、性格が悪そうと思われる人なのです。
でも、こういった性質の人はその悪いくせに気がつくことが難しいのです。
なぜなら、無意識で発言をしているからです。
なのでこの記事を読んでいるあなたがもしもこんな性格であれば今が軌道修正するタイミングかもしれません。
私はこの性格を本を読んでいる時に気がつくことができました。
他人から指摘されても「私はそんな人ではない」とつっぱねていましたが、自覚しようと思った時に気がつくものですね。
だから、もしついつい嘘をつきがちだったり、物事を否定的に捉えがちな人は今が自分を変えるチャンスかもしれません。
4.不誠実な人ほど友達はいない?
約束を守らなかったり、性格に裏表があったり、損得で人付き合いを選ぶ人には友達はできません。
そんな人でも「私には友達がいる」と断言できるのであれば、それは「表面上の友達」でしょう。
私の知り合いに「相手を値踏みする人」がいました。
その人はビジネスの場面でも「利用価値がある人のみを近くに置くタイプ」の人でした。
出会いは、取引先の紹介だったのですが、すぐに付き合いを切る決断をしたことを覚えています。
なぜなら、その人は「自分をうまく立ち回っていると思い込んでいて、実は周りの人はそんな浅はかな考えを見抜いていた」からです。
頼み事があるときだけ低姿勢で接したり、影では人の悪口をベラベラと話すような人でした。
今も何かしらのビジネスをやっていると聞いてはいたのですが私は連絡が来ても関わらないようにしている始末です。
このタイプの人は人としての根本にある「誠実さ」を持っていません。
そして「誠実さ」とは一度不誠実な人間になった人にはなかなか取り戻せない心でもあります。
もしも、あなたが不誠実な人であれば友達を作るという考えは諦めて一人で生きていくことを覚悟しましょう。
それが嫌なら、人格の根本から直すことをオススメします。
5.人に興味を持たない人は相手からも興味を持たれない
「この人と友達になりたい!」と思うことはその人に興味を持ったから生まれる感情です。
しかし、人に興味を持たない人はこの感情にはなりません。
そして、他人に興味を持たない人は相手からも興味を持たれません。
なぜなら、相手にはあなたが興味を示していないことがわかるからです。
つまり、相手に興味を持つことで相手からも興味を持たれる人になれるということです。
あなたがもし友達を作りたいと思うのであれば、まずは「他人に興味を持つこと」が大切です。