望む自分になりたい、人生を幸せに過ごしたい。
そう願う人は世界中の誰もが考えます。
でも大半の人がそれを実現できないのには原因があります。
それは真面目に働くだけでは幸せになれないということ、そしてお金持ちと人格者は別物ということを理解する必要があります。
真面目に働いてもお金持ちにはなれない
真面目に働いてお金持ちになれない人の特徴は「真面目に働くという意味を履き違えている」言われたことをキチンとやる、期限を守った納品をする、遅刻をせずに毎日会社に行く。これらは真面目な働き方ではありません。
「当たり前のこと」なのです。もしも、お金持ちになりたいのであれば「当たり前以上のことを人の10倍すること」です。
ここで矛盾が生じます。
不真面目で努力をしていない人でもお金持ちがいるということです。
この答えは「お金持ちになるということと人格者になるということは別物」ということです。
資産数億円持っている企業の社長が人格的に優れた人かといってもそうではありません。
もう一つ違いがあります。
「お金を持っている額と人生の満足度は比例しない」ということです。
お金持ちでも家庭不仲で外に愛人を抱え肉体的に満たされても、子供には何不自由な教育をしていても、死際には多くの後悔を残して逝くでしょう。
お金があることで人生の本質を見失い年老いて、思うように体が動かなくなった時点で過ちに気がつきます。
世の中にはあまりに多くの「目先のお金に囚われる人」が多くいます。
それらの大半の人が人生の最後に後悔をする生き方をしています。
人格の成長をしなければ虚しい人生を最高の人生に転換させることはできません。
目先の願望が浅い
いい服をきたい、高級な食事や旅をしたい、誰もが振り向くパートナーと人生を共にしたい、高級外車に乗ることで羨ましいと思われたい。
これら全てには「期限」があります。
服は着れば切るほど痛みます。
旅や食事は家に帰れば終わります。
美しいパートナーを連れていても時間が経てば年老いていきます。
高級外車に乗っても壊れれば終わりです。
全てに期限があります。
それはあなたの人生も同じことです。
ではどうしたらいいのでしょうか?
答えは「人一倍の学習と実行する習慣を身につけ、誰にも依存しない富を築き、他人に敬意を払った生き方をする」ことです。
たった数十文字の言葉ではありますが、この中にあなたの人生を最高にしてくれる全てが含まれています。
お金に振り回される人が多すぎる
もしあなたが1億円持っていたら何をしますか?
慈善団体に寄付をする
世界一周を始める
子供のために貯金や資産運用をする。
想像の中では計画的に使い方を考えられるでしょう。
しかし、実際にそのお金が目の前にあったら、その計画は思うように実行できません。
なぜなら、その1億円を上手に使いこなせる経験や能力を持っていないからです。
宝くじに高額当選した人が人生を狂わせるのにはこういった「お金に対しての免疫がない」からです。
人生をお金に喰われてしまい、全てを失ってしまうのです。
「私はそんなことはない!」「俺はうまくできる!」と思っている人ほどお金に振り回された生き方をしています。
慢心が冷静な判断を失わせ、自己満足で終わる程度の成果しか出せません。
お金持ちで人格者になりたい人はどうしたらいい?
「人一倍の学習と実行する習慣を身につけ、誰にも依存しない富を築き、人に敬意を払った生き方をする」この生き方を継続することです。
誰でもできることは「当たり前のこと」誰でもできることを「誰にもできないこと」にすることで習慣が身につきます。
そして自分の人生を充実させたいと思うなら「他人に依存しない」ことが重要です。
一人で生きることと依存しないで生きることは混同しないでください。
経済的、精神的に他者に依存しないという意味です。
そして最後に「人に敬意を払う」ことが最高の人生を過ごす最も大切なことです。
しかし、全部が全部、敬意を払う必要はありません。
それは「敬意を知らない人と関わる必要はない」ということです。
これらを全てバランス良く実行することで、人生を最高のものにしてくれる富と人格を手に入れることができます。